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NHKドラマ10 トクサツガガガ 第一話感想 原作ファン納得の出来!

特撮ファン待望のドラマ、NHKドラマ10「トクサツガガガ」ついに始まりましたね!

今回は「トクサツガガガ」第一話の感想です。

 

まず最初に少し解説すると、「トクサツガガガ」とは丹波庭さんが「ビッグコミックスピリッツ」にて連載している、隠れ特撮(=仮面ライダースーパー戦隊などのヒーロー作品)オタクのOL仲村カノの日々を描いた作品であり、今回のドラマはその漫画を実写化したものですね。↓

 

 

 下駄夫も特撮オタクなので共感しながら読んでいます(笑)

 

で、そのドラマの感想なのですが、一言で言うと「非常によく出来ていて、原作ファンとしては大満足」でした!

 

以下感想を箇条書きで

まずヒーロー作品の総本山、東映ヒーローチームの協力のもと製作された「ジュウショウワン」(主人公仲村カノのすきな特撮作品、スーパー戦隊っぽい)なんですが、実写で見るとやはりいいですね。

「これぞヒーロー!」という感じ。

今逆にここまで分かりやすいデザインって本家ではあんまりみませんもんね。

ただ、撮り方もあるんでしょうけど、ちょっとローカルヒーローっぽかったかな(笑)

 

・作風が思ってたよりコントっぽいというか、わりとギャグっぽい感じでしたね。

特に始まって10分くらいはちょっと違和感ありましたね。電車のシーンとか。

シシレオーがいきなり車内にあらわれてびっくりしました。(原作にもあったシーンだと思うんですけどちょっとニュアンスが違ったかな)

ただNHKの利点としてCMがないため、一回作品世界に入り込んじゃうと、集中力がとぎれずに見れて良いです。

 

そのため15分くらいからはずっとニヤニヤしながら、楽しく見てました。

 

・実写で見ると仲村さんがより変な人に見える・・・

漫画で読む際には間とか、セリフの言い方、ニュアンスとかわりと脳内で自分の好きな風に補完しながら読んでるところがあると思うんですが、ドラマだとそこらへんの補完していた部分が明るみに出るというか、世間の目にさらされるというか(笑)

人からは自分もこういう風に見えているのかなあと思うと身につまされましたね。

 

・原作をうまいこと一本のドラマの流れにしているのは感心しましたね。

トクサツガガガ」は基本的に、各回ひとつのテーマで描かれている単発エピソード集なのでどこから読んでも楽しめるようにできているんですね。

それをドラマとして違和感がないようにうまく流れができていてよかったです。

吉田さんとの出会いのエピソードを分割して間にカラオケの話をぶち込むとかね(笑)

 

・原作をきちんと映像化しているのも良かったですね。

原作の持つ空気感をよく再現していたと思います。

カラオケ編でカラオケ怪人がでてきたり、最後怪人を倒すときはきちんと爆発したり。ジュウショウワンなどの特撮パートは、ビジュアル面で原作を超えていましたね。

ただ例えば老人に席を譲る話。これ原作では最後仲村さんが足を挫くところで終わってるんですが、カットされている部分はいくつかありましたね。

 

小芝風花さんのコロコロ変わる表情がGOOD!

喜怒哀楽が表情一発ですぐわかるんですよ。素敵。

マッサージ探偵ジョ―というテレビ東京のドラマがあったのですが、それに出演していたころから「いいなー」とは思っていたのですが、やっぱりかわいい方ですね

 

以上ざっとですが感想をまとめてみました。

非常に面白く、同時に子供の頃特撮番組を見ていたときのわくわくを思い出せる素晴らしい作品です。来週がすでにめっちゃ楽しみ!