こんにちは!
以前「フリーで利益を生み出す45の鉄則」という本の感想を書きました。
この記事の中で、「ネットコンテンツになぜお金を払う人がいるのか?」という疑問への答えがわかった、という話をしました。
今回はその具体的なお話です。
この本のなかで示されている視点は「返報性の原理」というもの。
「返報性の原理」とは、この本では「人になにかしてもらったら、それに対してなにかお返しをしなければいけない、という気持ちになる」という原理です。
これは普通にありますよね。いわゆる「貸し借り」というやつですね。
でもその原理がどうしたの?という方もいらっしゃるでしょう。
詳しく説明しますね。
例えばYouTuberやニコ動の動画主が配信した動画が、「この動画すごい金かかってるなあ」「本当に無料でみていいの?」というような、クオリティの高いものだった場合、視聴者は心理的に動画投稿者に「借り」ができるわけです。
なので視聴者の中には心理的な「借り」を返すつもりでお金を払うわけですね。
これは心理的に見れば、という話で、一般的にはそういう状態を「ファンになる」と言いますけどね(笑)
もちろん視聴者全員がファンになるわけじゃありませんし、ファンになっても全員が金を払うわけじゃありません。
もっというとこの原理ですべてを説明できるわけでもありません。
ほかの理由でお金を払う人もいるでしょうしね。
あくまでもこういう見方もできる、というお話でしかありません。
ただ下駄夫的にはすごく腑に落ちたというか。
この「貸し借り」という視点を経たことで、個人的に全然理解できなかった「YouTuberやニコ動の動画主とか、結局ただの素人なのに、なんで金を払うの?」ということに一つの視点を持つことができたので、良かったですね。
皆さんはどう思われますか?