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Amazonレビューや食べログも茶番だ! ネットがつながらなかったので仕方なく本を1000冊読んで考えた そしたら意外に役立った 感想

こんにちは!

 

ネットがつながってても本を読む下駄夫です。

 

今回は、堀江 貴文著「ネットがつながらなかったので仕方なく本を1000冊読んで考えた そしたら意外に役立った」の感想です。

 

 

 

この本は、堀江さんが刑務所に入っていた時に読んでいた本の中から、面白かった本をテーマごとにピックアップして紹介したものです。

 

ですが、個人的に面白かったのはそこではなく、おまけの対談です。

対談相手は、書評サイトHONZの主催者・成毛眞さん。

 

この二人の対談がけっこう言いたい放題で面白かった(笑)

 

二人の対談のキーワードは「キュレーション」

「キュレーション」とは、「情報をセレクトし集めて整理すること。 または収集した情報を特定のテーマに沿って編集し、新たな意味や価値観を与えていく作業」のこと。

 

彼らの共通認識としてあるのは、Amazonレビューや食べログなどの、「キュレーション」のないレビューサイトは価値がない、役に立たない、いずれ絶滅するだろうということ。

 

なぜなら、レビューのクオリティにばらつきがあり、またクオリティが低いものも多いから。

それを象徴するのが、この部分。

成毛「興味ないですね。やりたくないです。」

堀江「それはどうしてなんですか?」

成毛「だって、つまんないんだもん、下手な素人の書評」

堀江「きちんとキレーションされていない、素人の書評のクオリティが低いから嫌だってことですよね。 つまり、食べログみたいになっちゃうということですよね」

 

ネットがつながらなかったので仕方なく本を1000冊読んで考えた そしたら意外に役立った 堀江貴文著 角川書店 p200、201

 

下手な素人の書評はつまらない、という部分にドキっとしますが(笑)、言ってることは一理あると思います。

 

Amazonのレビューとか、ひどいの多いですもんね(笑)

「配送業者が態度悪かったから星1」とか。

それはその商品のクオリティとは関係ないだろ!っていうね(笑)

 

考えてみたら、最近、Amazonのレビューを参考にしたことってないかもしれませんし、そういう時代はもう終わった感ありますよね。

 

「たとえキュレーションの質が良くなかったとしても、”バカの星一つ”よりまともでさえあれば、ユーザーとしてはそっちに移行する価値がある」という成毛さんの発言に、すべてが現れているでしょうね。

 

顔の見えないどっかのだれかの評価の数よりも、それこそ堀江さんとかHONZとか、情報の発信者がだれか?ということに最近は力点が置かれるようになってきたかもしれません。

 

そんなことを考えさせてくれるだけでも、この対談は意味があったと思いますね。

気になった方は対談部分だけでも読んでみて下さい!