こんにちは!
今回は、「機械カニバリズム 人間なきあとの人類学へ」(久保明教著)の感想です。
機械カニバリズム 人間なきあとの人類学へ (講談社選書メチエ)
- 作者: 久保明教
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2018/09/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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感想を一言で言うと「思ってたのと違った・・・。期待外れ」って感じですね。
この表紙見て下さいよ、かっこいいじゃないですか!(笑)
だから、SFっぽい内容というか、人間が滅亡した後の人工知能はどうなるのか?みたいな内容だと思ってたんですよ。
だけど内容の半分は将棋で、もう半分はSNSと「何者」の話題でがっかり・・・。
あとね、文章難しすぎ!固すぎ!(笑)
ヴィトゲンシュタインとかフーコーとかたっぷりと引用するので、理解するのに結構苦労しました(笑)
それに、そんな難しいことをいっぱい出してくる割には、筆者の斬新な視点や、新しい知見というものがあまり読み取れなかったですね・・・。
まあ、下駄夫がバカだから理解できなかっただけかもしれませんが(笑)
ごく普通の一般書に書いてあることと、特に変わらないというか。
そういう本に書いてあることを難しく表現しただけって感じ。
どういう人に向けて書いているのか?っていうのがよくわからなかったですね。
もっと専門家向けに高度に突き抜けたかったのか、初心者向けに簡単な方に寄せたかったのか。
それが最後までよくわからなかったかなあ。
ジャケ買い失敗ですね(笑)