こんにちは!
最近、藤子F不二雄先生の作品を読んでいる下駄夫です。
今回は、「藤子・F・不二雄大全集ドラえもん 10巻」の感想のようなものをお送りします(笑)
まあ、内容はいつものドラえもんです(笑)
ドタバタアリ、泣ける話あり、SFありと、安定の幅の広さをみせてくれます。
今回の主題は、学年繰り上げ方式についてなんですよ。
これは、「藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん」を編集する際に取られた、新しい編集方式なんですよね。
年代によっては小学校入学から6年間を常に「ドラえもん」と一緒に進級し、卒業していった子供達もいるわけです。
この全集版「ドラえもん」では、初出掲載誌である学年誌での連載を、当時の読者が読んだ順に収録する「学年繰り上がり方式」を採用しました。
なんと素敵な編集方針でしょうか!
この10巻は、1970年生まれ(1977年度入学)の小学生が読んだ「ドラえもん」、なんだそうです。
自分はこの世代ではないので(笑)、子供の頃を懐かしんだりはできませんが、良いですよね、こういうの。
子供たちと常にある「ドラえもん」だからこそ、といえるでしょう。
また、最初と最後を読み比べてみると、お話の難易度や組み立て方が全然違うことが分かります。
F先生はちゃんと作風を使い分けていたんですね。
徹底して子供の目線に立つ、その姿勢には頭が下がりますね。
自分は学年誌(小学3年生とか)を定期的に読んだりしたことがなかったんですが、当時の子供たちにしてみたら、滅茶苦茶懐かしいでしょうねー。
ある意味昔に帰る、タイムマシンのような本かもしれませんね。