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脱線しまくり! 雑学多すぎ! 人たらしの極意(ヨネスケ著) 感想

こんにちは!

 

突撃されても没になるような晩御飯を食べている下駄夫です。

 

今回は、人たらしの極意(ヨネスケ著)の感想です。

 

人たらしの極意 (小学館101新書)

人たらしの極意 (小学館101新書)

 

 

この本は、「突撃!隣の晩ごはん」で有名な落語家・タレントのヨネスケさんが、長年の芸能生活で培ったコミュニケーション術を紹介する、というコンセプトの本。

 

そのコンセプトの部分はけっこう面白かったですね。

例えば、まずは子供を褒めよう!とか、その集団の中のトップを見極めよう!とか。

 

また、こういう男はダメだ!とヨネスケさんが指摘する部分は納得でしたね。

 くだらない自慢話に女性蔑視・・・・

こいいうやつには共通項があって、話が長い、くどい、つまらない。

さらに重箱の隅をつついたようなことをネチネチ言うんだよね。

自分に甘くて他人には厳しい。

みんなからは呆れられているが自分では気がついてない。

自分で自分のことを客観視できない。

 

人たらしの極意 ヨネスケ著 小学館 p72

正論ですよね(笑)

 

こういう面白い部分もありましたね、3割くらい(笑)

 

この本、こういうヨネスケ流コミュニケーション術!みたいな部分はすごく面白くて、ためになるんですよね。

 

だけど、その部分が少なすぎる!(笑)

 

残る7割のうち、2割はヨネスケさんの昔のお話(ここはまあまあ面白い)、あと5割は雑学(笑)

 

第4章なんて、まるまる歌舞伎とか相撲の伝統芸とスポーツの雑学でしたからね(笑)

 

こういう構成なのは、ヨネスケさんの「会話はまず雑談から!」というポリシーがあるからだとは思うんですが、分量が多すぎ(笑)

 

せめて2割にとどめてほしかったかなあ(笑)

 

でも、障がいのある方の家とか、性的マイノリティの方達の家の話とかは感動したし、そこらへんをもっと読みたかったですね。