こんにちは!
突撃されても没になるような晩御飯を食べている下駄夫です。
今回は、人たらしの極意(ヨネスケ著)の感想です。
この本は、「突撃!隣の晩ごはん」で有名な落語家・タレントのヨネスケさんが、長年の芸能生活で培ったコミュニケーション術を紹介する、というコンセプトの本。
そのコンセプトの部分はけっこう面白かったですね。
例えば、まずは子供を褒めよう!とか、その集団の中のトップを見極めよう!とか。
また、こういう男はダメだ!とヨネスケさんが指摘する部分は納得でしたね。
くだらない自慢話に女性蔑視・・・・
こいいうやつには共通項があって、話が長い、くどい、つまらない。
さらに重箱の隅をつついたようなことをネチネチ言うんだよね。
自分に甘くて他人には厳しい。
みんなからは呆れられているが自分では気がついてない。
自分で自分のことを客観視できない。
正論ですよね(笑)
こういう面白い部分もありましたね、3割くらい(笑)。
この本、こういうヨネスケ流コミュニケーション術!みたいな部分はすごく面白くて、ためになるんですよね。
だけど、その部分が少なすぎる!(笑)
残る7割のうち、2割はヨネスケさんの昔のお話(ここはまあまあ面白い)、あと5割は雑学(笑)
第4章なんて、まるまる歌舞伎とか相撲の伝統芸とスポーツの雑学でしたからね(笑)
こういう構成なのは、ヨネスケさんの「会話はまず雑談から!」というポリシーがあるからだとは思うんですが、分量が多すぎ(笑)
せめて2割にとどめてほしかったかなあ(笑)
でも、障がいのある方の家とか、性的マイノリティの方達の家の話とかは感動したし、そこらへんをもっと読みたかったですね。