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先生の心の闇がえぐい(笑) 小説「フレッシュプリキュア!」 感想!

こんにちは!

 

今回は、小説「フレッシュプリキュア!」の感想です。

 

 

講談社キャラクター文庫・プリキュアシリーズの一冊ですね。

 

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感想を一言で言うと、「いつものフレッシュプリキュアだね!」って感じ(笑)

 

今回は、テレビ最終回の一年後、中三になったラブたちプリキュアが、新たなる敵「魔フィスト」と戦うお話です。

 

主軸となるのは、ラブの担任の先生が婚約者にフラれる部分で描かれる「幸せと不幸せが表裏一体である」ということと、ラブ、みきたん、ブッキー、ミユキさんなど、それぞれの進路・未来です。

 

また、細かいネタもしっかりしていて、大輔くんは相変わらず恋愛には超鈍感のラブに振り回され(笑)、タルトの恋人アズキーナ(安定の京言葉)が重要な役割を果たし、カオルちゃんはまたひとつ新たなる前職が発覚し(笑)、アニマル吉田が再登場したり、とファンなら「お!分かってるねえ」となるシーンがいっぱいです。

 

本編のシリーズ構成を担当されている前川敦さんが執筆されているので、本編の空気感も良く出ていますし、脚本っぽい書き方なので、非常に読みやすいです。

 

今回の話の根幹に関わるのは、担任の先生の失恋話なんですけど、これも良かったですね。

先生も一人の人間だ!というのがよく分かります。

 

なんてったって、失恋のショックで学校を長期にわたって休み、家にやって来たラブを追い返し、プリキュアとして華々しく活躍するラブに嫉妬しますからね。

先生の心の闇がえぐい(笑)

 

人間力では、ラブの方が先生よりも勝ってましたね(笑)

 

そんな先生は、キュアエンジェルとなったプリキュアたちに救われ、結局幼稚園のころからの幼馴染とくっついてハッピーエンド

大輔とラブもこうなる日が来るんでしょうかねえ。

 

ということで、結論としては、「よくできた後日談」って感じ。

本編の定番の要素はほぼ網羅されてますし、フレッシュプリキュアという作品の要素をうまく掬い上げたなあ、と。

本編を見ていた人なら納得の出来でしょうね。

 

おすすめです!

 

 

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