こんにちは!
トクサツガガガロス中の下駄夫です(泣)
はまってたドラマなので終わってしまって悲しいです。
今回は大好評のうちに終了したドラマ「トクサツガガガ」の総評(のようなもの)です!
このドラマの総評を一言で言うと、「特撮オタクあるあるに終始せず、仲村叶という一人の女性の人生を描いた、最良のコメディ作品」と言ったところでしょうか。
原作もそうなんですが、このドラマはより一層「射程範囲が広い」んですよね。
つまり、このドラマは、特オタはもちろん、オタク(ジャンル不問)、社会人、女性、毒親持ちなど、このどれかの属性に当てはまれば、どこか響くところがあると思うんです。
もちろん、ドラマ自体が面白いので、この属性に当てはまらなくても楽しめると思いますが、属性に当てはまれば「うんうん、わかる!わかるよ仲村さん!」と共感できると思うんですよね。
実際、自分の知り合いの社会人の非オタの女性にこのドラマを勧めたところ、すごく楽しんでいただけたようで、原作漫画も大人買いされたそうです(笑)
要するに、特オタというマニアックなところから出発しながらも、オタクと仕事、オタクと女性としての生き方(恋愛・結婚・出産)、オタクと友達などなど、扱う事柄は非常に普遍的。
最後の方は、母親とのバトルと和解がメインでしたしね。
この「射程範囲が広さ」こそが、一番の人気の要因だったのかなという気がします。
以下、各要素について考えてみます
・キャラクター
仲村さん、吉田さん、北代さん、ミヤビさん、ダミアン、任侠さんなどなど、みんな愛すべき人たちでしたね!
役者さんもうまくはまってましたし、演技も本当に素晴らしかった!
特に主役の小芝風花さん!
いやあ、かわいいですよねえええ。
この記事でも書いたんですけど、「マッサージ探偵ジョ―」というドラマに出ている時から「いいなあ」と思っていたんですが、主役としてたっぷりと演技を見ることができたので、素晴らしさを再発見した感じです。
メリハリのついた表情がいいですよね。
怒るときはしっかり怒り、楽しむところは全力で楽しむ。
素敵です!!!!
北代さんも素敵でしたね。
オタバレ前の北代さん、怖かったなあ・・・(笑)。
でも仲間(?)になってからは、時々見せる笑顔が、良い!(笑)
そして怖かったと言えば仲村さんのお母さんですね。
初登場からヤバさを放ってましたが、北代さんとは別の意味で怖かったですね。
現実を突きつけてくる存在というかね(笑)
まだまだ書きたいことは山盛りですが、長くなるのでキャラクターについてはこの辺で。
キャストの皆さん、素晴らしい演技をありがとう!
PS
任侠さん役、「かみなり」の学君の相方、たくみ君。
やたらいっぱい出てきましたけど、あれはすべて同一人物?(笑)
ここでも書いたように、気にしたら負け?(笑)
・脚本・演出
原作の面白さをそのままに、ドラマにうまく盛り込んでいましたね。
原作とストーリーの流れやシチュエーションを変えていたり、いくつかのエピソードをミックスしたり、とドラマになるように再構成した感じですね。
そこを原作ファンが違和感を持たないように演出でしっかりフォロー。
むしろ、音楽なども相まって、最終回のエマージェイソンのシーンなどは、原作越えだったかもしれません。
スタッフの皆さん、素晴らしいドラマをありがとう!
・ヒーロー
トクサツガガガの特徴の一つが、ガチのヒーローシーン!
特撮番組の本家・東映&JACの協力の元、ジュウショウワンやエマージェイソンなどの新たなるヒーローが爆誕しました!(きちんとスーツでね笑)
良かったですねえ。
「ちょっとヒーローだしとっか、一応」みたいなやる気のないスタンスではなく、完全ガチ!
本物か?と見間違うばかりの迫力!!(まあ、本物なんですけどね笑)
特オタ的にはテンションあがりMAX!
テレビくんの話までやるとはねえ(笑)
熱く&長くなってしまいましたが、総評は以上です。
最後に。
ここまで読んで下さってありがとうございます!
トクサツガガガが好きな方だとお見受けします。
これからも一緒にトクサツガガガを盛り上げ、シーズン2につなげましょう!