こんにちは!
今回は映画「ブレイブストーム」の感想です。
監督 ・脚本 岡部淳也
この映画なんですが、ファンの方ごめんなさい。
すさまじいまでに面白くなかったです・・・。
何ですかね、面白い映画って最初のシーンで分かる、って言いますけど、この映画に関しては、始まって5分でもう面白くなかった・・・。
そしてそのつまらなさは改善されるどころか、どんどん加速し、ガッカリのラストからの「TO BE CONTINUE」。
これは稀代のガッカリ映画、実写版「ガッチャマン」かな?(笑)
というか、割と本当に共通点多いんですよね。
・出演者に特撮出身者多し
・過去のヒーロー作品のリメイク
・壮大な(だけの)設定
・アメコミを意識した(だけの)ビジュアル
・続けようとする謎の自信
うーん、ガッカリ邦画は似るものなのか、それとも似た要素があるから駄作なのか・・・。
まあ、どっちでもいいっすけどね(笑)
では、具体的にどかがダメだったのか、考えていきましょう。
・演出
これがまず決定的にダメ。
センスと言うものを全く感じさせない平凡な演出。
というか、素人くさい(笑)
なんでしょうね、B級感がすごい(笑)
この妙にモタモタした演出のせいで、気力をごっそりと持っていかれましたね。
・脚本
これもひどい。
すべての設定をなぜ台詞で説明しようとするのか。
そして、全体的にキャラクターの言動がアホ(笑)
もっと手っ取り早く理解できんのかい!
そして唐突。
ダメだこりゃ。
・演技
これは良かった!
全員頑張っていたと思います。
特撮出身者も多いですしね。
鬼島/フォーゼ・ティード/平ジェネForever・ライハ/ジード(アクションがGOOD!)・映司/オーズなど。
役名ですいません(笑)
でも、映司のお兄さん役の人がめっちゃサイコパスっぽかったのはなんで?(笑)
・設定
ターミネーターか!って感じ(笑)
宇宙人(?)がせめてきて、過去を変えて未来を守るって、既視感がすごい。
ていうか、設定が壮大すぎて、絶対予算足りてないでしょ!これ。
安っぽいセットで未来がどうの、ロボットがどうの言われてもねえ。
そして、なぜ地下ファイトを入れたがるのか(笑)
全然リアリティがない・・・。
旧式のUSBの適当っぷりは笑いましたね。
・ヒーロー・ロボット
自分がこの映画を見た一番の理由である、「シルバー仮面」「レッドバロン」のリメイクと言う部分。
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これもねえ。
そういうことじゃないでしょう。
キャシャーンか(笑)
むやみやたらに出せばいいってもんじゃないんですよ。
必然性というものがないと。
スーパロボットレッドバロン 宣弘社75周年記念パッケージ(Blu-ray全巻セット)(10巻組)
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カッコイイんですよ?
かっこいいんですけど、そうじゃないんだよなあ・・・。
結論
この作品に関わったスタッフの皆さんは、もしかしたらオリジナルに対する深い愛情をもってこの作品を作ったのかもしれません。
でも、ごめんなさい。
伝わってきません。
そしてまず何よりも、全然面白くないです。
予算というものがあるのだから、それに見合った内容にしないとダメでしょう。
設定だけかっこよくしても、中身が伴わなければサムイだけ。
海外のヒーロー映画の上辺だけマネをしても意味がない。
原点をリスペクトしつつ、今風にアレンジし、エンタテインメントとして作り上げる。
その姿勢をこそ、見習ってほしいものです。
あと、続編はいらn
じゃなくて、スタッフ総とっかえなら見てみたいかも!