こんにちは!
今回は「歌」が重要なお話です。
このお話で出てくる歌は、
go!go!vanillas 「No.999」
電気グルーヴ「ケトルマン」
あらすじはこんな感じ↓
カラオケで酔ったテンションで、歌で上司に喧嘩を売ってしまった男。
彼の運命は?!
このお話は、
この二本の間のお話です。
一本目を書いていたころは、まさか彼が狼人間だとは、思いもしなかった!(笑)
冒頭の文はこんな感じ↓
歌の力はすごい。
人に様々なことを伝えてくれる。
感動を、勇気を、希望を!
そして、おれはその歌のお陰でクビになった。
今年の会社の新年会の二次会はカラオケだった。
まあ、いつものことだ。
そして、俺はその時点でしたたかによっていた。
これまた、いつものこと。
貧乏性の俺は、飲み放題だと酒をアホのように飲む。
味とか、どうでもいい。
元とらなきゃ損でしょ!
飲んだほうが得でしょ!
そういうお話。
(中略)
だから俺もその日、家を出たときはそういうレパートリーからひとつ選んでお茶を濁そうと思っていた。
だが、いざ選曲となると、突然歌いたくなった曲があった。
まとまな社会人なら、大人なら、選ぶべきではないような、ふざけた曲だ。
だが酒で気が大きくなった俺は一曲かましてみることにした。
失敗したらそん時はそん時だ!
それにどうせ歌うなら、歌いたい曲を歌わないと、損だ。
そう考え、その曲をリストにぶちこんだ。
ところで、俺には嫌いな上司がいる。
ハゲ頭、仏頂面、スケベ。
最悪なじじいだ。
上司には媚びへつらい、部下には尊大な態度。
笑ってしまうくらい典型的なクソじじいだ。
俺はなぜか、この親父に目の敵にされていて、よくきつい仕事を回される。
腹立たしい。
その日もそうだった
ふざけた営業の仕事を押し付けられた。
無茶なノルマだ、到底無理。
噛み殺してやりてえ!
いつもそう思う。
だから、その日もずっとイライラしていた。
そのじじいが視界に入るだけで、小さいイライラがたまっていく。
そして、俺が選曲していると、こう言いやがった。
「たまには良い歌声、頼むよ!」
その瞬間、キレた。
続きが気になる方はこちらへ↓