こんにちは!
今回は「藤子・F・不二雄大全集 SF・異色短編1」の感想です!
今回はスッと終わる作品が多かった印象ですね。
いわゆる後味がわるいってやつ(笑)
いくつか作品をピックアップしてご紹介しますね。
「カイケツ小池さん!」
正義観の強すぎる男(ラーメン大好き)小池さんが超能力を得て、スーパーマンとなるお話。
しかし、力を持った男は暴走を始め・・・。
この中の↓「ウルトラ・スーパー~」の前日譚でもあります。
「ボノム 底抜けさん」
全てを許してしまう男。
彼の本当の思惑とは?
宗教が誕生する瞬間が描かれます。
「劇画・オバQ」
リアルタッチで描かれた、オバQの後日談。
「オトナとは?」というテーマの傑作です。
「定年退食」
食糧事情が厳しくなった世界。
そこで老人が生きる資格はあるのか?ないのか?
美しいラストシーンの残酷さがすごいです。
「間引き」
人類が増えすぎた世界。
これも終盤の展開がすごくゾっとします。
「ええー・・・」って感じ(笑)
こういうブラックな作品を読むと、F先生の多才さがわかりますね。
皆さまも是非!