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小説を書いてみた その99 屁こきオヤコの衝撃の真実!

こんにちは!

 

今回は親子のお話です。

「苦しい親子関係」から抜け出す方法

「苦しい親子関係」から抜け出す方法

 

 

あらすじはこんな感じ↓

 大学をもうすぐ卒業する男。
その男の母親。
彼ら親子の知られざる真実とは?

 

ふざけたタイトルですが、わりと内容は真剣に書いてます(笑)

 

冒頭の文はこんな感じ↓

 「あんた、これってなんの跡?」

「あー、それはガムテープ・・・」

「何で剥がしとかないのよ!」

「ごめんごめん・・・」

 

今俺は、田舎から出てきた母親と二人で、俺のマンションの掃除をしているところだ。

 

時刻は夜の9時。

 

二人で焼き肉を食いに行った後だ。

たらふく食ったのでいい腹ごなしになる。

 

俺は少し手を抜いているが、母親は全力だ。

これを自分たちでやれば、ハウスクリーニング代が安くなるとかなんとか。

 

俺のため(金のため?)に必死に掃除をしてくれている母親の後ろ姿を見ると、どこか暖かいような、同時に胸を締め付けられるような、不思議な感覚に陥る。

 

考えてみれば、母親と二人きりで過ごしたのは、このマンションに入居してきたとき、以来か。

 

俺は多少大人になり、母は多少老けた。

 

背中も多少丸くなったかもしれない。

なんとなく抱き締めたくなる。

 

セクシャルな意味ではなく。

親愛の表現として。

 

「母さん、いつも本当にありがとう。」

 

気がつけば、言葉が出ていた。

言われた母はポカンとしている。

言った俺もポカンとする。

 

静寂を、俺の屁が切り裂く。

「ぷぅー」

 

「「あははっはは!」」

ふぅ、助かった。

変な空気を回避できた。

 

母をチラと見ると、母も安堵しているようだ。

 

こういうところは一緒に暮らしていると似るらしい。

例え血が繋がっていなくても。

 

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