こんにちは!
今回は、清涼院流水作「19ボックス」の感想です。
この本は読む順番によって内容が変わる(らしい)工夫の凝らされた本です。
自分はスタンダードに最初から順番通り読みましたが、非常に面白かったです。
彼の三作目の作品と言うこともあって、「コズミック」「ジョーカー」のような、クリエイティビティが爆発した若さを感じさせる内容でした。
感想とは銘打ったんですが、たぶんこの本は一回読むだけじゃだめで、二度・三度と読まなければすべてが理解できないタイプの作品でしょうね。
なんというか、読みこまなきゃすべてを理解できないということはわかるんですが、読みこむほどの気力はもうないっす・・・。
面白いんですけどねー。
特に誕生日に一人ずつ自分が増殖し、そのうちの一人が殺されるという「木村間の殺人×Ⅱ」はSFチックで面白かったです!
時間に余裕のある方は是非!