こんにちは!
今回は、まず尾見康博著「日本の部活」の感想です。
この本は、今の日本の部活における体罰・勝利編重主義を徹底的に批判しています。
その根拠となるのが、外国での部活の様子。
外国ではとにかくコーチが選手を褒め、楽しむことが第一なんだそうです。
それにたいして日本は、厳しく、時には怒鳴る・体罰もある、これはけしからん!という論法。
これには賛同しますね。
自分は中学生時代、スポーツ系の部活に入ったんですが、4日でやめました。
なぜか?
一つは土日も部活があると入ってから知って、「くそめどくせえ」と思ったから。
もう一つは、顧問が鬼のように怖かったから。
成績にも関係ないのに、こんな辛い事やってらんねーと速攻で逃げました(笑)
今では部活で走らされている健全な少年少女を見るたびに、「金ももらえないのによーやるわ」と思っています(笑)
で、この本を読んで、中学当時の自分の直感って正しかったんだな、と。
この本では「部活では忍耐力がつく」だとか「礼儀を学べる」だとかの戯言をデータと共にぶったぎり、「辛いだけの部活は害悪である」と主張します。
それを象徴するのが、 「日本の部活はカルトに似ている」と言う言葉でしょうね。
部活なんてね、別にプロになるわけじゃないんだから、ゆるっとだらっと楽しくやりゃあいいと思うんだけどなあ・・・。
スポーツって本来そういうもんだと思うんですけどね。
本文にもありましたが、部活教の人はそうは思わないんだろうなあ。
以上、部活を全速力でスルーした人間の感想でした!(笑)