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おやじサラリーマンの聖典「ラズウェル細木」から読み解く、コンビニ本コーナーの特殊性

こんにちは!

 

以前こんな記事を書きました↓
rimokongetao.hatenablog.com

 

彼、魚乃目三太さんの路線、一般的な漫画ファンに向けてではなく、普段漫画を読まないおじさんに向けてゆるゆるグルメ路線の先駆者といえるのが、ラズウェル細木

 

誰?と思った多くの方のために、彼の作品の一部をご紹介します。

 

酒のほそ道 (45) (ニチブンコミックス)
 

 長寿シリーズ。

酒・肴・俳句を三つ合わせ、ゆるっとだらっと続けられている人気シリーズ。

 

rimokongetao.hatenablog.com

rimokongetao.hatenablog.com

 

スピンオフも描かれてます↓

かすみたなびく 1

かすみたなびく 1

 

 

魚類にフォーカスした作品。

 

う 松の巻 (講談社文庫)

う 松の巻 (講談社文庫)

 

 うなぎにフォーカスした作品。

4巻も続いたのがすごい。

 

めずらしく大手出版社・講談社から出てます。

 

美味い話にゃ肴あり(11) (ぶんか社コミックス)
 

居酒屋を舞台にした作品。

安定のぶんか社。 

 

さて、今まで代表的な作品をいくつか紹介しましたが、彼の作品の多くは、いわゆる大手出版社(小学館集英社講談社以外から出版されたもの。

 

もっと言えば大手の次、の次くらいに来る出版社が多い。

 

で、こういう出版社の作品て本屋さんでもそこまで良いポジションにはないことが多いというか。

ドラマ化されることも少ないし、特集が組まれることもそんなにない、かも。 

 

しかし!

そんな本屋さんではどちらかというとすみっこにおかれがちな出版社(日本文芸社実業之日本社リイド社)などがポールポジションを獲得しうるのがコンビニ本コーナー。

 

その理由は以前の記事で書いたように「一般の本屋さんとコンビニでは客層が違うから」であり、「普段漫画を読まないおっさん客をターゲットにしているから」。

コミック ごくうま!美味満開編 (マンサンQコミックス)

コミック ごくうま!美味満開編 (マンサンQコミックス)

 

 

かつて、ラズウェル細木のおっさん客への訴求力はすごいものがありました。

 

「酒の細道」を筆頭に、彼の作品は何度とく手を変え品を変え再編集され、コンビニ本コーナーに常にいた、気がします。