こんにちは!
以前こんな記事を書きました↓
rimokongetao.hatenablog.com
彼、魚乃目三太さんの路線、一般的な漫画ファンに向けてではなく、普段漫画を読まないおじさんに向けてゆるゆるグルメ路線の先駆者といえるのが、ラズウェル細木。
誰?と思った多くの方のために、彼の作品の一部をご紹介します。
長寿シリーズ。
酒・肴・俳句を三つ合わせ、ゆるっとだらっと続けられている人気シリーズ。
スピンオフも描かれてます↓
魚心あれば食べ心 日本全県お魚取り寄せグルメ (ドンキーコミックス)
- 作者: ラズウェル細木
- 出版社/メーカー: スコラマガジン
- 発売日: 2019/03/18
- メディア: コミック
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魚類にフォーカスした作品。
うなぎにフォーカスした作品。
4巻も続いたのがすごい。
めずらしく大手出版社・講談社から出てます。
居酒屋を舞台にした作品。
安定のぶんか社。
さて、今まで代表的な作品をいくつか紹介しましたが、彼の作品の多くは、いわゆる大手出版社(小学館、集英社、講談社)以外から出版されたもの。
もっと言えば大手の次、の次くらいに来る出版社が多い。
で、こういう出版社の作品て本屋さんでもそこまで良いポジションにはないことが多いというか。
コミック ごくうま! 爽快パワフルグルメ編 (マンサンQコミックス)
- 作者: ラズウェル細木,長尾朋寿
- 出版社/メーカー: 実業之日本社
- 発売日: 2011/07/07
- メディア: コミック
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ドラマ化されることも少ないし、特集が組まれることもそんなにない、かも。
しかし!
そんな本屋さんではどちらかというとすみっこにおかれがちな出版社(日本文芸社、実業之日本社、リイド社)などがポールポジションを獲得しうるのがコンビニ本コーナー。
その理由は以前の記事で書いたように「一般の本屋さんとコンビニでは客層が違うから」であり、「普段漫画を読まないおっさん客をターゲットにしているから」。
かつて、ラズウェル細木のおっさん客への訴求力はすごいものがありました。
「酒の細道」を筆頭に、彼の作品は何度とく手を変え品を変え再編集され、コンビニ本コーナーに常にいた、気がします。