こんにちは!
今回は矢部武著「アメリカのベジタリアンはなぜ太っているのか?」の感想です。
この本の感想を一言で表すと「げんなりする」。
例えばタイトルにもなっている「アメリカのベジタリアンはなぜ太っているのか?」についての回答はこう。
私に言わせればその答えは簡単でアメリカ人は日頃 理想的なことばかり言っておりも 何が問題が起きたとしても、すぐに簡単な方法で解決できると思っているからである。
彼らは自分の欲望を抑えるのが苦手で、自由で快適な生活から逃れることはできない。
菜食への疑問に答える13章: 生き方が変わる、生き方を変える
- 作者: シェリー・F.コーブ,Sherry F. Colb,井上太一
- 出版社/メーカー: 新評論
- 発売日: 2017/04/13
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
この本は終始この調子で、伝わってくるのは「ああ、この人はアメリカが嫌いなんだなあ」ということだけ。
要するに悪口が言いたくてこの本を書いているわけで、そんな人のいうことは信頼できるわけがない。
人の悪口は話半分で聞かないと痛い目みますからね。
それにしてもこういうイデオロギー丸出しの本て本当に「げんなり」しますね。
別にいいんですよ、アメリカ嫌いでも。
でもその悪感情を本文にまで波及させることのダサさ。
着眼点はそこまで悪くないのに、こういうことされると一気に読む気失せるんだよなあ・・・。