こんにちは!
今回は舞城王太郎作「淵の王」の感想です。
うーん、よくわからなかったなあ(笑)
舞城さんのスピード感あふれる作風はけっこう好きなので最後まで読破はできましたし、主観と客観の間のような視点も面白いとは思いました。
たぶんホラーというか、死者?が主人公たちに起こる奇怪な出来事を眺めている、という解釈でいいと思います。
- 作者: ジャン=クリストフグランジェ,Jean‐Christophe Grang´e,高野優,伊禮規与美
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2019/06/06
- メディア: 単行本
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個人的には2番目の、痴漢の息子と女性漫画家の奇妙な交流のエピソードが好きでしたね。
父親が痴漢した(そして撃退された)女性と仲良くなるというシチュエーションがシュール(笑)
そして割と唐突に訪れる驚きのラスト。
まあでもホラーって唐突だし、霊に理屈は通じませんからそれでいいんでしょうね(笑)