こんにちは!
今回は土屋賢二著「ツチヤの貧格」の感想です。
感想です、と書きましたが、これから書くのは感想とは言えないかもしれません。
というか感想ではありません。
文句です、言いがかりです。
それでもいい!と言う方だけお読み下さい。
よろしいでしょうか?
世の中にはどうしても合わない人と言うのがいます。
それはもうしかたがないことだと思います、誰が悪いわけでもない。
何が言いたいかというと、僕はこの「土屋賢二」という人の笑いの取り方が嫌いだ、という話になるんです。
まずは彼のプロフィールを引用しましょう。
岡山県立岡山操山高等学校から、官僚を志し東京大学教養学部文科一類入学。1967年東京大学文学部哲学科卒業。
学科同期に菅野盾樹(大阪大学名誉教授)、袴田茂樹(青山学院大学名誉教授)など。
その後宅地建物取引士の資格を取り、不動産会社で3ヶ月働く。
東京大学院人文科学研究科博士課程中退。 東京大学助手を経て、1975年からお茶の水女子大学教育学部講師。
1979年に同助教授に、1989年に同教授に昇格。2002年から2年間、お茶の水女子大学文教育学部学部長を務めた。
2010年定年退職、名誉教授。定年退職後は神戸市に移住した。
研究の傍らユーモアエッセイを執筆。一見哲学的な深い洞察をしているように見えながら実は論理的に奇妙な文章になっているという、学術論文をパロディ化したような独特の作風。
そこからついたあだ名が「笑う哲学者」。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%9F%E5%B1%8B%E8%B3%A2%E4%BA%8C 2019/10/8閲覧
あーあ、ご立派な経歴ですこと(笑)
要するにね、僕はこの人の本を読んで彼のこういう自意識を感じるんです。
「僕はね、まあインテリですけども、でも一般人の君たちはあれでしょ?
インテリで社会的地位もある大学教授やってる人間が、助手からバカにされてるとか、妻の尻に敷かれてるとか、そういう可哀想な話を聞いて溜飲さげるんでしょ?
ああ、いいですよ?
僕インテリで大学教授ですけど、あえて道化を演じます。
自己卑下します。
さあ笑ってください。
こんなこと書いちゃう僕を是非笑ってください、さあどうぞ」
もちろんこれは僕の妄想です、事実とは違うでしょう。
でも僕はそう感じてしまう。
事実がどこにあるかはわかりません。
ただ一つ確かなのは、僕はこの人の笑いの取り方がきらいだ、ということです。