こんにちは。
今回は母が末期のすい臓がんで余命一年だと自分が知った日の事を書きたいと思います。

がんが自然に治る生き方――余命宣告から「劇的な寛解」に至った人たちが実践している9つのこと
- 作者: ケリー・ターナー,長田美穂
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2014/11/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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まず前段階として、母親が市の健康診断か何かに引っかかり、色んな病院で検査を受けさせられていたんです。
それでいつまでたっても結果が出ない。
だから自分は「もしかしたら悪い病気かもしれない。もしかしたら手術になるのかもしれない」という悪い予想も立ててはいました。
そんなやきもきした気持ちで家にいると母が帰ってきて言いました。
「悪い。すごく悪い。すい臓がんで余命一年だって」と。
最初は冗談だと思いましたよ。
まさかそんなことあるわけないって思いましたね。
「まあなんらかの病気だろう」とは予測していました。
しかしまさかがん、しかも余命一年。
これは完全に予想外。
そんな予想なんてできるわけがない。
とはいえ母の顔はマジなので「ああ、これは本当なんだな」と自覚しました。
そしてその瞬間から、「母はあと一年しか生きられない」と自覚した瞬間から、「何か」がかわりました。
もちろんショックはめちゃくちゃでかかったですが、それよりも何よりもまず「この一年を大切に生きよう」と決意しました。
「この一年だけはできるだけ母親との時間を優先させよう」と。
それは不思議とすぐ思いましたね。
もちろん悲しかったですが、ショックでしたが、僕よりも母親のほうが何十倍とショックなはず。
だとしたら母親を元気づけるのが自分の役割だと瞬間的に判断したのカモしれない。
そこから親子でもろもろの事務的な会話をしましたがそれは割愛。
ただ一つは、ここで話したことは基本的にポジティブな方向だということです。
人生経験のなかで割とどん底な状態でしたが、そんな時こそ明るくいこう!というのが我が家のカラーなのでね(笑)
そこで一時間くらい母と話し、そこから自分は仕事に向かったのですが、そのあとのことはまた別の記事で書きたいと思います。