こんにちは!
今回は映画「ライチ☆光クラブ」の感想です。
監督 内藤瑛亮
出演 野村周平 中条あやみ 間宮祥太朗 池田純矢 松田 凌 戸塚純貴 柾木玲弥 藤原季節 岡山天音
あらすじはこんな感じ↓
ここは螢光町。工場から出る黒い煙で光を失い、町にいる大人は疲弊しきっていた…
螢光中学に通う「光クラブ」の9人の少年たちは、町の廃工場にある秘密基地に集い、機械(ロボット)を開発している。
少年たちは大人のいない世界を夢み、最強の兵器を開発していたのだ。
その機械(ロボット)は、ライチと名付けられいよいよ起動を果たす。
少年たちに命じられたライチは、光クラブに美しい希望をもたらす偶像として少女・カノンを捕えてくるが…
光クラブのリーダーであるタミヤ、実質支配者のゼラ、ゼラを偏愛するジャイボと絶対的な忠誠を誓うニコ…
それぞれの愛憎が渦巻くなか、光クラブ内では裏切り者探しがはじまる。
カノンとの交流で、機械(ロボット)ライチが人間らしさを学んでいく一方で、少年たちの世界は、狂気に突き進んでいく…
まずこの映画、低予算感がすごい(笑)
場面はほぼ三つしか登場せず、基本はずーっと同じ場所で物語が展開されます。
キャストは今見るとなかなか豪華なんですけどねえ・・・。
そして内容の方はというと、BLもの、のようなそうじゃないような、不思議な内容。
少年同士が肌をなめ合ったり、キスしたりというBL描写はあるのですが、結局ほとんどの少年たちは美少女が現れるとそれを偶像化して崇拝したりするし、性嗜好がよくわからない(笑)
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またテーマは明確に「成熟拒否」だと思いますね。
声変わりやヒゲが映えてくることを嘆き悲しんだり、そもそも「大人になることは悪だ!」みたいな台詞もありましたしね。
確かに高校生くらいのタイミングで成熟を拒否しだすのは、頭の良い童貞男子にはありがちなことではありますし、気分としてもわからないではない。
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ただそういうテーマの面で言うと、ラストの展開はどうなんでしょうね。
むしろまったく逆の展開の方が面白くなった気がしますけどねえ。