こんにちは!
今回は詐欺師のお話です。
あらすじはこんな感じ↓
現実のとある事件をモチーフに書きました。
今朝ニュースで「うわ、こいつヤベーな」という人がいたので、その人をモチーフに書きました。
彼は自分が異常だと気づいてやっているのか、それとももはや正常異常の判断がつかないのか。
もしくは、ただのバカか(笑)
冒頭の文はこんな感じ↓
「うーん、でもほかの社員は退社してないわけですよ。うちの会社は信頼関係で結ばれてますのでね」
あ、こいつ詐欺師だ。
話していて気づいた。
新卒で入った息子の代理で会社の人事部と話をつけに来た俺は、分かった。
俺は、息子の労働環境の問題を話し合いに来たのだ。
例えば、給与が提示された額よりも3万円も低いとか、社員寮が写真と全然違うとか、勤務地が条件に入っていなかったところだ、とか。
提示されたものと、大幅に違う。
それは間違いのない事実なのだ。
それをこいつは「信頼関係」に言い換えた。
いわば、事実の問題を心の問題にすり替えた。
こういうやつは危険だ。
もしこいつが本気で自分が正しいと思いこんでしゃべっているなら、非常に恐ろしいことだ。
そして、こいつが確信犯でやっているなら、つまり事実の齟齬を誤魔化すために心の問題を持ち出しているなら、こいつは詐欺師だ。
続きが気になる方はこちらへ↓