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コンセプトの時点で失敗確定 映画「カイト/KITE」 感想

こんにちは!

 

今回は映画「カイト/KITE」の感想です。

 

カイト/KITE [Blu-ray]

カイト/KITE [Blu-ray]

 

 監督 ラルフ・ジマン 脚本 ブライアン・コックス


 金融危機により崩壊した近未来。そこでは少女たちが人身売買組織に性の奴隷として売りさばかれていた。あらすじはこんな感じ↓

その中のひとりで、幼くして組織に両親を殺されたサワは、父の親友であり相棒だった刑事アカイに、暗殺者として育てられる。
彼女の目的は両親の仇である人身売買組織への復讐。
娼婦に成りすまし、一人、また一人と男たちを暗殺していくサワと、犯行現場の証拠隠滅を繰る返すアカイ。
そしてサワの言動を影から監視する謎の少年オブリ。
精神バランスを保つための薬“アンプ”の副作用で記憶が消えかかりながらも、サワは真の標的である組織のボス、エミールへと近づいていく。
しかし、心も体も傷だらけになった彼女を待ち受けていたのは、予想を裏切る残酷な真実だった…

 

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この映画は、カルト的人気のある日本のアダルトアニメ「A KITE」を映像化したもの。

このアニメはアダルト作品でありながら、銃撃などのアクションシーン、復讐などのテーマ性が評価され、のちにアダルトシーンを削除してアクション作品としても発売されました。

 

この映画は、そのアクション作品としての「A KITE」を映画化したもの。

 

 

KITE LIBERATOR

KITE LIBERATOR

  • 出版社/メーカー: ANIME WORKS
  • メディア: Blu-ray
 

 

 

さて、ここまで読めば賢明な読者の方なら、この映画がほぼほぼ成功しようがないことがおわかりでしょう。

 

 

原作のアニメが評価されたのは、「エロアニメなのに(にしては)アクションすごいじゃん。ストーリーいいじゃん」という点。

 

 

でも、それはエロアニメにしては、という留保によって評価が上がっている部分が大きい。

 

 なので、それを実写化すると「よくあるB級アクション映画」にしかならない。

 

 

 

なら原作通り、エロを過剰にすればいいものを、そこは寸止め状態。

 

もう、コンセプトの時点で失敗することが目に見えているわけです(笑)

 

そんな残念な映画でした。