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シャブ中ヒロインと死んだ目ボクサーの鮮血の恋! 映画「初恋」 感想

こんにちは!

 

今回は映画「初恋」の感想です。

 

初恋 (徳間文庫)

初恋 (徳間文庫)

 

 

監督 三池崇史

 

あらすじはこんな感じ↓

 プロボクサー・葛木レオは、余命いくばくもないという診断を受け、歌舞伎町を彷徨っていた。
そんなとき「助けて」と、レオの前を少女が駆け抜ける。レオは咄嗟に反応し、少女を追っていた男をKOしたことから事態は急転。ヤクザ・チャイニーズマフィア・警察組織が入り乱れ欲望渦巻く“ブツ"を巡る抗争に巻き込まれ、人生で最高に濃密な一夜が幕をあける。

 

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「オーディション」「DEAD OR ALIVE」のように大当たりの作品もあれば、「テラフォーマーズ」「龍が如く」のように大外れの作品もある。

良い意味でも悪い意味でもふり幅がすごい監督・三池崇史

 

そんな彼の最新作ですが・・・。

 

最高の映画でした!

 

本当に最高!

ここまで登場人物全員のキャラがバキバキに立っている映画、そうそうないんじゃないでしょうかね。

しかも単発映画2時間弱で!

 

これは別の記事でも書きますが、本当に全員の個性がすごい。

まあ主人公とヒロイン以外はぜんいん死んじゃうんですけどね(笑)

 

神さまの言うとおり

神さまの言うとおり

  • 発売日: 2015/05/20
  • メディア: Prime Video
 

 

 

・テーマ

 この映画のテーマは「生と死」でしょうね。

映画「ジョン・ウィック」シリーズ的にいろんな方法で人が死ぬわけですが、これがいちいち楽しい!

バリエーションが豊か!(車で頭を引きつぶす、急発進と急停止を駆使して殺す、ホームセンターを活用して殺す、などなど笑)

 

しかしジョンウィックと違って絶対的なヒーローがいるわけではなく、殺し殺され合う。

ここに生の儚さと死の絶対性があるわけですね。

 

この映画のなかで人を殺した人間は必ず殺されます。

唯一主人公だけは死を逃れますが、それは彼が意識の上で一度死んだからじゃないでしょうか。

医者に脳腫瘍で死ぬと宣告され絶望するが、それは誤診だった)

 

 

そういう意味であまりにも過剰ではありますが、死を描くことで逆説的に生を肯定するというか。 

まあ本当に死の方向にだいぶウェイトが置かれていますが(笑)

 

 

・タイトルの意味

タイトルにもあるように「生きること」の活力となるのは「恋」(というか愛)。

死んだように生きていたどん詰まりの二人(この映画の登場人物は基本どん詰まっている)が、互いを愛することで生に価値を見いだす。

 

ラスト、簡潔に描かれる二人のその後の生活のうつくしいこと!

特に素晴らしかったのは、しゃぶ中のヒロインが薬を抜くために治療するシーン

ここの彼女の絶叫の、エネルギーのすごさ!

「絶対生きてやる!負けない!」という圧倒的な生への肯定感に満ちているではありませんか!

 

生きる (日本傑作絵本シリーズ)

生きる (日本傑作絵本シリーズ)

 

 

そして愛するものがいる主人公の目の輝き!

一度死ぬことになると絶望し、九死に一生を得るクレイジーすぎるヤクザの抗争に巻き込まれることで、きちんと自分の生に向き合って、死んでいた目が輝きを取り戻す!

 

これが本当に「男!」て感じでカッコいいんだ・・・。

(目が死んでいるときはそれはそれでかっこよかったけど笑)

 

主人公にとっての「初恋」を経て、彼は生きる意味を手に入れたんですね。

良かった良かった!

 

   

 

終わりに

本当に最高な映画です 圧倒的にエネルギーに満ちた、これこそ映画です!!!