こんにちは!
今回は山崎敬之著「テレビアニメ魂」の感想です。
あの感動と笑いには理由があった!星飛雄馬は、最終回で死ぬはずだった。『オバケのQ太郎』は人気絶頂のときに打ち切られた。苦しくたって…の歌詞は二日酔いの男が作った。消える魔球の謎を考えるための合宿が行われた。『天才バカボン』は再放送のほうが視聴率が高かった。宮崎アニメの秘密は「動画枚数」にある。『ベルサイユのばら』監督は声優に交代させられた。素人が描いた顔1枚だけが原作のアニメがある。テレビアニメの「へぇ」満載。
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テレビアニメ勃興期を支えたプロデュース兼脚本家・山崎敬之さんの様々なメジャーアニメの裏話集です。
「オバケのQ太郎」「巨人の星」「ルパン三世」「くまのプーさん」などなど、「へぇーそうだったんだ!!」と驚きの裏話が続出します。
例えば「アタックNO.1」は原作をよく知らない状態で、二日酔いの時に書いたもの。
だから作詞者である山崎さん自身が歌詞の中の「だけど涙が出ちゃう。女の子だもん」をまったく気にいっておらず、聞くたびに冷や汗がでるそうです(笑)
まあある意味、正気だったら書けなかった歌詞かもしれませんね・・・(笑)
そのほかの面白かった部分で言うと、今の政策委員会方式になる前のアニメでは(今もかもしれませんが)スポンサーが各話の出来をチェックする会議があり、そこでスポンサーのえらいさんを納得させるのが一苦労だった、とか。
大塚製薬には女帝がいたそうですよ(笑)
そんな感じで懐かしいアニメの面白裏話が読めるこの本、おすすめです!!