こんにちは!
今回はアニメ「四畳半神話大系」の感想です。
あらすじはこんな感じ↓
京都の大学に通う、誇り高き三回生の「私」。
薔薇色のキャンパスライフを夢見ながらも現実はほど遠く、実り少ない二年間が過ぎようとしていた。悪友の小津には振り回され、謎の自由人・樋口師匠には無理な要求をされ、孤高の乙女・明石さんとは、なかなかお近づきになれない。
いっそのこと、ぴかぴかの一回生に戻って大学生活をやり直したい!
もし、あの運命の時計台前で、ほかの道を選んでいれば??
迷い込んだ不思議な並行世界で繰り広げられる、不毛と愚行の青春奇譚
https://www.amazon.co.jp/dp/B00J5S09OK?tag=hatena-22&linkCode=osi&th=1&psc=1 2020/5/14閲覧
金・暇・サークル・自由・酒・モテ・性欲等々、男子大学生にとって身近な話題を、平凡とはちょっと外れたところで生きている男を主人公に、毎回をパラレルワールドとして描いた、一風変わったアニメですね。
各話はパラレルワールドの関係ではありますが、それぞれはゆる~く繋がっており、それをメタ的に表したシーンもいくつか存在します(一応、伏線)。
そして、10・11話では、今までのすべての話がパラレルワールドであるということを、無限に連なる四畳半の部屋で表現(笑)
さらに今までにばらまかれた謎が終盤ですべて解決していくという展開はお見事。
といってもこれはすべて原作にあった要素であり、自分は既に原作を読んでいたのでそこまでびっくりはしませんでしたが(笑)
ただ「夜は短し~」でもそうでしたが、森見原作と湯浅演出は非常に相性がいいですよね。
原作にあるどこか淡々としたというか飄々とした雰囲気が、彼の演出力によってうまく映像化されていると思います。
今のアニメとしてはあっさりめのデザインも、彼ら市井の人々の「普通感」をよく表していていいと思います!
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