こんにちは!
今回は「真希波・マリ・イラストリアス」のお話です。
漫画版「新世紀エヴァンゲリオン 14巻」で描かれた「EXTRA STAGE 夏色のエデン」から「真希波・マリ・イラストリアス」の正体を考察します。
・ EXTRA STAGE
ファンを悩ませつづけているのがこの単行本限定のこのお話。
真希波・マリと碇ユイの大学時代の過去の物語が描かれます。
「新世紀エヴァンゲリオン」の設定の中に突如現れた真希波・マリ。
(新劇場版ではユイの旧姓は綾波)
いったいこれは何なのか?
最後に簡単に考察したいと思います。
①お遊び・販売促進用説
貞本エヴァを売るための話題作り、あるいは自分でもマリを書いてみたくなった貞本先生の遊び心であって、新劇場版とは一切無関係という説ですね。
②新劇場版でも似たようなことが起きてる説
「新劇場版」と「新世紀エヴァンゲリオン」はパラレルワールドのような関係にあると考えられます。
なので名前や設定が若干違ったとしても、新劇場版でもだいたい同じようなことが起きているんじゃないか、という説ですね。
つまりマリの過去のエピソードと受け取って問題ない、という説ですね。
③別人・他人の空似説
この漫画では「真希波・マリ」ですが、新劇場版では「真希波・マリ・イラストリアス」ですので、たまたま顔と名前が似ちゃっただけのただの一般人でしかなかった、という説ですね。
④マリ、次空の壁を越えてる説
ゲンドウとマリはこのエピソードではいわば恋敵。
マリもユイのことが好きなんです。
ユイにベタぼれのゲンドウ君が人類補完計画を起こしてでもユイに会おうとしたように、16歳で飛び級をして大学に入ったくらいの天才であるマリは時間と空間の壁を超える装置を開発し、「新世紀エヴァンゲリオン」の世界から「新劇場版」の世界にやってきたのかもしれません。
⑤マリ、ほむら説
④と同じように、ユイとマリがベストカップルになる世界を求めて、ほむら(マドカ☆マギカ)のように時間遡行を繰り返す内、因果律の乱れにより設定すら変わっていき、「新世紀エヴァンゲリオン」から「新劇場版」の世界へ移行してしまったのではないか、という説ですね(笑)
⑥マリの母親説
③で書いたように、漫画では「真希波・マリ」ですが、新劇場版では「真希波・マリ・イラストリアス」と微妙に名前が違います。
この「イラストリアス」というのはイギリスの軍艦の名前のようですが、これを勝手に「Jr」のようなものだと解釈します。
「ロバート・ダウニー・Jr」のような感じで、息子にも同じ名前を付けるノリで「イラストリアス」とつけたのではないか。
つまり、「真希波・マリ・イラストリアス」とは「真希波・マリ」の娘・あるいはクローンなのではないか。
この漫画の描写を読む限り、「真希波・マリ」は同性愛者の可能性が高いですよね。
そう考えると、優秀な自分の遺伝子を残すために自分の遺伝子からクローンを精製し、それに自分と同じ名前を付けた。
それが「真希波・マリ・イラストリアス」。
彼女が懐メロを知っていたり、年上であるゲンドウを「ゲンドウ君」と呼ぶのは、「母親のコピー」として、外見や遺伝子だけでなく内面までをもコピーするために徹底的に教育されたからではないか。
では、なぜ「真希波・マリ」はクローンを作りたかったのか?
それは自分が完成させることができなかった「何か」を完遂させるためではないか?
そしてその「何か」とは「新世紀エヴァンゲリオン」の世界では達成できず、「新劇場版」の世界でのみ達成することができるものなのではないか。
そのために自分のコピーである「真希波・マリ・イラストリアス」を「新世紀エヴァンゲリオン」の世界から「新劇場版」の世界に、何らかの方法で送り込んだのではないか?
以上が今回の考察でした!!
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