こんにちは!
今回は特撮ドラマ「GARO VERSUS ROAD」(以下、VR)の感想です。
あらすじはこんな感じ↓
年齢も地位も生き方も異なる100人が、オンラインゲーム「GARO -VERSUS ROAD-」の世界で目覚めた。ゲームの案内人「シュカ」は彼らに「様々なステージをクリアし勝ち続け、望むもの全てと最強の称号“黄金騎士ガロ”を得よ」と説明する。
最初は単なるゲームと考えていた人々は、「敵」である存在・ホラーに狩られ命を落とす者を目の当たりにすると、やがてゲームクリアと生き残るため本性を露わにし、裏切りや策謀を巡らせて戦い合い、一人また一人と消えていく。
その光景を、ある場所で座して見守る男は呟く。「お前たちの“陰我”で、ガロを満たせ」と。
https://ja.wikipedia.org/wiki/GARO_-VERSUS_ROAD- 2020/9/28閲覧
大人向けの特撮ドラマ「牙狼」シリーズには、大きく分けて二つの世界があります。
冴島家の血族の者たちやその周辺のキャラクター達の活躍を描く世界。
そして別の世界に生きるもう一人の牙狼・道外流牙を主人公とする世界。
この二つはそれぞれ微妙に設定が異なっていたりしますが、基本的な雰囲気やストーリーの流れ(黄金騎士牙狼が主人公であり、ホラーと呼ばれる魔物を退治していく)はだいたい同じ。
しかし、今作「VR」はおそらくこの二つの世界とは別の世界観の作品であり、いままでの牙狼のセオリーを完全に崩していった意欲作といっていいでしょうね。
今作の革新的なポイントをあげると
・主人公=黄金騎士牙狼ではない
・牙狼がほとんど活躍しない
・そもそも牙狼に変身しない
・人間同士のデスゲームがメイン
・ホラーも全然出てこない
・一話完結ではなく、完全なる連続ストーリー
・和テイストの世界観から脱却し、サイバーなビジュアルを構成
などなどでしょうか。
まあ正直「これを牙狼でやる意味があったのか?」という気はしないでもないですし、「デスゲームのドラマに無理矢理牙狼要素入れたのでは?」という邪推もできなくはないですが、そこは虚心に楽しみましょう!!
人間同士のアクションなんかは、けっこうゲームっぽい画面構成でなかなか楽しめますしね。
・まとめ
「牙狼」を期待してみると肩透かしを食らうが、「アクションドラマ」としてみればなかなか面白い作品です。
今後の展開にも期待です!!
(もしかしたら、ドラマ「JINGA」と同時代を描いている可能性もありますしね、あちらの世界でも牙狼が不在のようでしたし)
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