ここんにちは!
今回は「ヱヴァンゲリヲン 新劇場版 破」の感想です。
あらすじはこんな感じ↓
エヴァだけが可能とする行先不明の《ライブ感覚》。
いま、大転換のための幕があがる。
押し寄せる戦慄の感覚。それはまさに「破」なのである!
いままでに公開された「エヴァ」の関連作品でもっともエンタテインメントしているおが「破」なのは誰もが賛同するところだと思います。
やっぱり破はめちゃくちゃ面白い!!!!
今回はなぜ破は面白いか?をテーマに書いていきたいと思います。
・キャラクターの人間としての成長!
パイロットとしても人間としても、シンジ君はじめみんな成長していくんですよね。
そこがたまらない!!
シンジ君はお弁当を作ることで周囲との関係を深め、アスカはミサトやヒカリを通して人とのコミュニケーションに楽しさを見出し、ゲンドウは息子のことを気にかけるようになり・・・と、みんなが終始ギスギスしっぱなしだった「新世紀エヴァンゲリオン」から考えると天国のような「優しい展開」が広がっています。
その中でも一番変わったのは「綾波レイ」でしょうね。
彼女が「エヴァ」に関すること以外で積極的に人に関わっていくようになるとはね・・・。
これも「新世紀エヴァンゲリオン」からは考えられないことで、この「うわあ、みんな成長したなあ」というのがたまらない!!!!
・展開の上手さ!!!
単純に一本の映画の構成としてめちゃくちゃよく出来てますよね。
様々なキャラクターが出会い、仲を深め、「いいぞ、このままいけー!!」てところで大事件が起き、それで一度は人間関係が崩壊しかけるも、最後は最高にエモく盛り上がって終わる。
ここもちゃんと「エンタテインメント」なんですよね。
良い!!
さて、最後に今回視聴して気づいた細かいポイントをいくつか。
・妹溺愛トウジ
撫でまわしてましたね(笑)
この妹・サクラがQで再登場するとはねえ・・・。
・ヴァチカン条約
破で登場し、世界が崩壊したQでは意味をなさなくなったこの条約。
各国のエヴァ保有数を三体に制限というこの条約、「シン・エヴァ」でまた出てくるんでしょうかね。
個人的にはたぶん出てこない気がしますが(笑)
・加持「葛城を守ってくれ」
加持がシンジ君に言うこの台詞。
まるで遺言のようですよね。
これから起きるサードインパクトを予期していたのか、それとも死ぬかもしれない危険なミッションにこれから挑む予定だったのか。
・「父さんも大切な人を失えばいいんだ!そうしたらわかるよ!」
今回見返していてちょっと笑ってしまったのがここ。
いや、シンジ君、君今めっちゃ地雷踏んだよ?っていうね(笑)
ゲンドウはとどのつまり、ユイという失った大切な人を取り戻すために世界すら変えようとしている、究極の愛妻家ですよ。
そんな男にこんなこといったらそりゃあキレるよ(笑)
これ聞いた瞬間、ゲンドウが静かにぶち切れたのが分かってなんか面白かったですね(笑)
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