こんにちは!
今回は「シンクロ率0%」の考察をしていきます!
新劇場版Qの冒頭で「初号機とのシンクロ率0%」という驚異の記録をたたき出したシンジ君。
なぜ破ではあそこまで過剰にすらシンクロしていたのに、急に0%になってしまったのか?
まあヴィレサイドがシンジをエヴァに乗らせないために嘘をついたという可能性もありますが、ここでは本当に初号機とシンジのシンクロ率は0%だと仮定して進めます。
では、なぜなのか?
それを以下で考察していきます!
まず前提条件として、この記事でも軽く書きましたが↓、Qのシンジは旧劇のシンジの身体に新劇場版のシンジの魂を入れ込んだものだからではないかと思っています。
(そう思う詳しい根拠はここで書いています)
では、その旧劇のシンジの身体はどこから来たのか?
その話をする前に、まず自分が考えている旧劇と新劇場版のつながりを簡単に説明すると、
TV版(24話まで)→旧劇→数百年~数千年レベルの時の隔たりを経て再び(新劇場版の)ファースト・セカンドインパクトが起こる→序・破・サードインパクト(Q予告の世界)・Q
という感じで、長い時の隔たりはあるものの、旧劇と新劇場版は地続きだと思っています。
詳しくはこちら↓
そこで思いだしていただきたいのが、旧劇のラスト。
初号機は宇宙の彼方に飛び去り、シンジとアスカだけがサードインパクトを乗り越えて生き残りました。
この時、シンジとアスカはもはや人類ではなく、インパクトの後に生まれる新しい生命体(インフィニティ?)となったと考えています。
また、シンジもアスカもエヴァから脱出した描写がないのに第三新東京市らしき部分(もしくは月?)に帰着したことを考えると、この二人は二人の魂を元に作成された新たなる身体を持った存在なのではないでしょうか。
と、いうことは宇宙に飛ばされた初号機の中にはシンジの身体(魂なし)があるのではないでしょうか?
そう、この身体こそQで新劇場版のシンジの魂の容れ物となったものの可能性があるのです。
ということは、US作戦でヴィレが奪還した初号機は、旧劇Verの初号機ということになります。
これでシンクロ率0%の謎が解けましたね?
そう、旧劇Verの初号機の中にあるのはTV版の碇ユイの魂であり、彼女は新劇場版のシンジ(の魂)とは親子関係がない他人なのでシンクロできなかったのです。
さて、話が混乱してきたのでここまでの内容をまとめます。
・Qのシンジは、旧劇のシンジの身体に新劇場版のシンジの魂を容れたものである
・US作戦で奪還した初号機は旧劇のラストで宇宙に行った初号機
・旧劇Ver初号機なので、新劇場版シンジの魂ではシンクロできない(旧劇のユイと新劇場版のユイは旧姓が異なり別人だから)、ゆえにシンクロ率0%
そうするとQの世界には二つの初号機が存在することになりますよね。
破のラストで覚醒した(新劇場版)初号機と旧劇Verの初号機です。
では、新劇場版初号機はどこにあるのか?
おそらくゲンドウが来たるべきファイナルインパクトのためにどこかに保存しているのでしょう。
よく考えれば、ゲンドウはユイが大好きで彼女と再び会うために世界をぶっ壊してもいいとすら思っているわけで、そんな彼女の魂が入っている大切な初号機を(一時的とはいえ)ヴィレの元に預けるわけがないんですよね。
だって雑に扱って壊されちゃうかもしれないですし(笑)、手元あるいは自分の管理できる場所に置いておきたいはず。
と、ここまでが今回の考察で、以下では少し妄想をしてみたいと思います。
短編アニメ「Until you come to me」において、QシンジがTVシリーズの記憶を持っているかのような描写があります。
これがなぜなのかも今回の説に立つとわかるかもしれません。
というのも、Qシンジは旧劇シンジの身体に新劇場版のシンジの魂を容れたもので、いわば新旧シンジのハイブリットです。
記憶は肉体に宿るともいいますし、もし旧劇シンジの魂がほんの少しでも彼の身体に残っていたとすれば、時間が経つにしたがって旧劇シンジの記憶が新劇場版シンジに馴染んでいってもおかしくはないのではないか?
とすると、「シン・エヴァ」でのシンジはゲンドウの目的やもう一人の自分が何をしたのか、人類補完計画とは何か?といったことをある程度知っているのかもしれませんね。
そう考えるとワクワクしてきますね!!(笑)
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