こんにちは!
今回は映画「吸血鬼ゴケミドロ」の感想です。
あらすじはこんな感じ↓
羽田を飛び立ったジェット機がまばゆい光を放つ謎の飛行物体と遭遇。どことも知れぬ山中に不時着してしまった。奇跡的に生き残った乗員・乗客のなかには、暗殺者・寺岡(高英男)の姿があった。
寺岡はひとり逃走を図ろうとするが、岩陰に着陸しているUFOを発見する。吸い込まれるように中に入っていく寺岡。謎の生命体現る! 寺岡の生き血を求め、体内に入り込む恐るべき未知の生物。
それは宇宙からやってきたゴケミドロだったのだ! 吸血人間と化した寺岡は次々と残りの乗客を襲い始める。ゴケミドロの迫りくる恐怖。誰が吸血鬼なのか! ?パニック状態に陥る一行。
しかしゴケミドロの恐るべき魔の手は、地球を滅亡へと導くべく、とどまることを知らなかったのである…。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00MXVXHGS?tag=hatena-22&linkCode=osi&th=1&psc=1 2020/5/18閲覧
みんなのトラウマ映画です。
ホラー映画として今見て怖いか、と言われれば特にそんなことはありません。
特撮映画としてよく出来ているので「気持ち悪い」「不気味」とは感じますが、特に「怖い!」とはそこまで感じません。
ではなぜこれがトラウマ映画になっているかと言うと、これが「大怪獣ギララ」に次ぐ子供向け特撮映画として公開されたからです(笑)
大人になって見たら別に怖くはありませんが、子供の頃にこんな不気味なもの見せられたらそりゃあトラウマになりますよ・・・。
しかも結末もエグくて、今までの奮闘むなしく地球は実は宇宙人だった吸血鬼ゴケミドロに侵略されて終了。
「遅すぎたんだ、我々は・・・」。
こんなもん見せられた、一体どんな感情で映画館を出て家路につけというのか!
しかも未来あふれる少年少女に!(笑)
ストーリーもずーっと暗いですし、そこに一切の救いがない結末がガーンと来る。
特定の年代の方には、過去のパンドラの箱を開けることになってしまうかもしれない、そんなカルト映画でした。
ちなみに、クエンティン・タランティーノはこの映画、大好きだそうです。
ねじくれてんなあ(笑)
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