こんにちは!
今回は 仮面ライダーセイバー 第46章「さようなら、私の英雄。」
の感想です。
あらすじはこんな感じ↓
倒れたルナ(横田真悠)の体が消えていこうとする中、滅びの塔を懸命に駆け上がった飛羽真(内藤秀一郎)はついにストリウス(古屋呂敏)の前に到達する。
飛羽真を待っていたというストリウスは、飛羽真が炎の剣士となったのも世界の崩壊もすべて全知全能の書に記されていること。剣士たちが必死で戦っても変えられない運命だと言い放つ。
そんなストリウスの言葉どおり、剣士たちは文字通り命をかけてロード・オブ・ワイズと戦っていた。尾上(生島勇輝)と大秦寺(岡宏明)、凌牙(庄野崎謙)と玲花(アンジェラ芽衣)はそれぞれ力を合わせハイランダー、ディアゴを撃破。しかし、自分たちも深く傷つきその場で意識を失ってしまう。
一方、芽依(川津明日香)に励まされたルナは、飛羽真に会いたいという思いを実現するため、おぼつかない足取りで懸命に前へと進む。そして芽依も「うちにも…やらなきゃならないことが」と走り出し…。
2000年前、飛羽真と同じように言葉を紡ぐ詩人だったと告白するストリウス。しかし、自分が創作したと思った作品はすべて全知全能の書に書かれており失望したという。飛羽真の小説もそれと同じ、というストリウスは精神的に飛羽真を追い詰めようとする。
しかし、飛羽間は本には無限の可能性が広がっており、ルナを喜ばせ、かげがえのない仲間とも出会えた。たとえ自分の物語がなにかに与えられたものだとしても、どうでもいい、だから俺は物語を書く、本が好きなんだと胸を張る。
そんな飛羽真に怒りを爆発させたストリウスは仮面ライダーストリウスに変身。飛羽真もクロスセイバーに変身し、ついに二人は激突する!10本の剣を駆使した攻撃を繰り出すセイバーに対して、ことごとく跳ね返すストリウス。互いに一歩も引かない壮絶な戦いを繰り広げる。
その間にもワンダーワールドは現実世界を侵食。人々がパニックに陥る中、芽依は一人パソコンからメッセージを発信していた。
『今、世界から物語が消えようとしています。物語が消えると、この世界も消えてしまいます』ルナとともに倒れる剣士たちを回復させようと力を使うユーリ(市川知宏)の体も消えかかり、ストリウスの思惑通りすべての物語が消えようとしていた。必ず止める、と抵抗するセイバーだが、ライダーストリウスの一撃に変身を解除。さらなる一撃を浴びた飛羽真は巨大な穴へと落とされてしまい…!
脚本:長谷川圭一
監督:石田秀範
アクション監督:渡辺 淳 (ジャパンアクションエンタープライズ)
特撮監督:佛田 洋 (特撮研究所)
https://www.tv-asahi.co.jp/saber/story/?32 2021/8/8 閲覧
ついに次回、最終回。
今回、セイバーの物語に関わる「運命」というテーマが提示されましたね。
全知全能の書によって、「運命」は定められている。
詩人であったストリウスはその運命に絶望し、世界を壊し、運命から自由になろうとした。
ここらへん「スーパーヒーロー戦記」でも描かれたテーマですよね。
今のトウマは当然ながら「スーパーヒーロー戦記」を経たトウマですから、そういった運命論は乗り越えた存在なわけですよね。
あの物語では「自分が本の登場人物、だとしてもしったことか!」というところまで行ってしまったわけですから(笑)、トウマからすればストリウスの苦悩はすでに乗り越えているわけで。
そこらへん、偶然だとは思いますがうまいですねえ。
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