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内田樹・名越康文 ・ 西靖著「辺境ラジオ」 感想

こんにちは!

 

今回は内田樹名越康文西靖著「辺境ラジオ」の感想です。

 

 

辺境ラジオ

辺境ラジオ

 

 

 BSラジオにて深夜に不定期放送中の隠れた名番組が待望の書籍化!未放送部分&「あとがきトーク」も収録。階層社会、ウィキリークス政権交代、「うめきた大仏」、東日本大震災原発事故、民主党迷走、祈りの力、ポピュリズム…ニュースの読み方からリスナーの人生相談まで、「辺境」から見える本質とは?―。

 

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存在しない小説

存在しない小説

 

 

ラジオを書籍化したものですね。

内容は、主に内田樹名越康文の二人が世間をどう見るのか、というのをすごく深堀りしたものです。

 

この中で非常に共感した言葉があるのでご紹介します!

内田樹さんが東日本大震災時の「不謹慎」について語った言葉です。

こちら!

 

   

 

「不謹慎である」とか何とか言って、人の発言にケチをつけて 回っているやつって、結局は被災者の人たちの苦しみを「だし」に使って、それを利用して他人を怒鳴りつけたり、黙らせたりすることに快感や全能感を感じているんだと思う。

こういうことがある度に、「弱者の立場を代表して」と言って検閲的にふるまうやつが現れるけど、僕はそういうやつがこの世で一番嫌いです

 

内田樹名越康文西靖 「辺境ラジオ」 140B p170

 

 

サル化する世界

サル化する世界

  • 作者:樹, 内田
  • 発売日: 2020/02/27
  • メディア: 単行本
 

 

いますねえ、そういうやつ。

 

自分もそういう輩、大嫌いです。

軽蔑しますね。

 

彼らが言う「弱者の立場を代表して」というのは所詮ポーズであって、心の底では弱者のことなんて本当はIミリも考えていないんですよ。

結局、そういう定型句は、自分が相手よりも強い立場に立つためだったり、相手を黙らせるためだったりするわけです。

 

つまり、ただのマウンティング野郎なんですよ。

 

 

そのうちなんとかなるだろう

そのうちなんとかなるだろう

  • 作者:内田樹
  • 発売日: 2019/07/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

努力もせずに相手よりも優位に立ちたい。

そんな醜い自己満足の欲求を満たすために、今まさに苦しんでいる人たちの名を借用し、相手を委縮させて悦に入る。

 

ほんとうに薄汚い人間どもです。

 

そういうやつに出会ってしまったら無視しましょう。

構ったら図に乗りますから。

 

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