こんにちは!
今回は内田樹・名越康文 ・ 西靖著「辺境ラジオ」の感想です。
BSラジオにて深夜に不定期放送中の隠れた名番組が待望の書籍化!未放送部分&「あとがきトーク」も収録。階層社会、ウィキリークス、政権交代、「うめきた大仏」、東日本大震災、原発事故、民主党迷走、祈りの力、ポピュリズム…ニュースの読み方からリスナーの人生相談まで、「辺境」から見える本質とは?―。
https://www.amazon.co.jp/dp/4903993132?tag=hatena-22&linkCode=osi&th=1&psc=1 2020/4/3閲覧
ラジオを書籍化したものですね。
内容は、主に内田樹・名越康文の二人が世間をどう見るのか、というのをすごく深堀りしたものです。
この中で非常に共感した言葉があるのでご紹介します!
内田樹さんが東日本大震災時の「不謹慎」について語った言葉です。
こちら!
「不謹慎である」とか何とか言って、人の発言にケチをつけて 回っているやつって、結局は被災者の人たちの苦しみを「だし」に使って、それを利用して他人を怒鳴りつけたり、黙らせたりすることに快感や全能感を感じているんだと思う。
こういうことがある度に、「弱者の立場を代表して」と言って検閲的にふるまうやつが現れるけど、僕はそういうやつがこの世で一番嫌いです。
いますねえ、そういうやつ。
自分もそういう輩、大嫌いです。
軽蔑しますね。
彼らが言う「弱者の立場を代表して」というのは所詮ポーズであって、心の底では弱者のことなんて本当はIミリも考えていないんですよ。
結局、そういう定型句は、自分が相手よりも強い立場に立つためだったり、相手を黙らせるためだったりするわけです。
つまり、ただのマウンティング野郎なんですよ。
努力もせずに相手よりも優位に立ちたい。
そんな醜い自己満足の欲求を満たすために、今まさに苦しんでいる人たちの名を借用し、相手を委縮させて悦に入る。
ほんとうに薄汚い人間どもです。
そういうやつに出会ってしまったら無視しましょう。
構ったら図に乗りますから。
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