こんにちは!
今回は勢古浩爾著「目にあまる英語バカ」の感想です。
説明です↓
■素晴らしき英語バカの世界へようこそ
なぜ日本人は英語がしゃべれないことを恥ずかしいと思うのか?
『国家の品格』ではわからない、ゲラゲラ笑って、
深く納得できる最高の日本論&コミュニケーション論!
■本書に取り上げられるバカ本の数々
『ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本』(幻冬舎)
―初歩的だと思ったら、突然高度にとバランス悪すぎ。
『ベラベラブック』(ぴあ)
―売れたけど、なんの効果もないのであった。
買った本人もいまやすっかり忘れてしまったのである。
『英語は絶対、勉強するな!』(サンマーク出版)
―よほど明確な目的と強い意志がないと持続困難。
その前にノイローゼになってしまうかも。
すごい本です。
ある意味ですごい。
タイトルの通り「英語バカ」(自慢気に無駄に英語をひけらかす鼻持ちならない連中)をひたすら罵倒しまくる本。
それしか書いていない!(笑)
よくもそれだけで本を一冊書き上げたものだ!と感嘆してしまいますね(笑)
そんなに書くことあるか?と思うんですが、あるんですねえ、これが。
それだけ日本には英語バカが溢れているということでしょうか(笑)
最後にこの本のスピリットがつまりにつまった爆笑の冒頭パートを引用して〆とします。
あなた、本当に英語が必要ですか。
もういい加減諦めよう、英語なんか。無用。
ネイティブみたいに話せたらいいなって?無理。
もう多額の金を英会話につぎ込むのはやめましょう。無駄。
もう年端もいかない子供に英語を押し付けるのはやめましょう。無責任。
もうやめよう、英語ができるのを羨んだり得意げになったりするのは。無意味。
勢古浩爾 「目にあまる英語バカ」 三五館 p3 2007年
ちなみにこの本、スピードラーニングもボロクソに貶しています。
もはや詐欺である、と言わんばかりの言い様。
ここまで断言されると、いっそ気持ちがいいですね(笑)
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