こんにちは!
今回は「日本人にとって聖地とは何か」の感想です。
多年、聖地巡礼を実践してきた内田樹と釈徹宗が、3名の碩学と争った聖地論争。
脳科学、歴史学、宗教人類学の視点から「日本人と聖地」の関係性を探る!
◎内容
第I部 VS茂木健一郎
「日本人における聖地とは?」
第II部 VS高島幸次
「大阪の霊的復興」
第III部 VS植島啓司
「日本の聖地の痕跡」

日本人にとってエルサレムとは何か:聖地巡礼の近現代史 (叢書・知を究める 16)
- 作者: 臼杵陽
- 出版社/メーカー: ミネルヴァ書房
- 発売日: 2019/10/30
- メディア: 単行本
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アニメの聖地巡礼や神社仏閣めぐりなどで何かと話題になる「聖地」。
じゃあ日本人にとって聖地とは何かを考えるのが、この本。
だとは思うんですが、じゃあ結局聖地って何かはよく、わからない。
わからないですが一つ分かったのは、茂木健一郎は味方(自分の行ってることを理解してくれる人)に囲まれると、けっこう毒舌になるということがわかりました(笑)
例えばこんな発言がありました。
「聖地に行くと何か脳が活性したりするんですか、とかこの類の本当にくだらない質問する人って典型的に頭が悪い人ですよね。
聖地に行くと脳が活性化するとか、いいことがあるなどを言わない人が一番賢いと思うんです。
なぜかというと、 脳が活性化すれば頭が良くなるという「理解」の仕方自体が本当に浅はかなんです。」
うーん、まあそりゃそうだけどさあ・・・(笑)
「典型的に頭が悪い人」って(笑)
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