こんにちは!
直近の放送回、25話と26話とで、仮面ライダーリバイスという作品が描こうとしたものが見えて気がしました。
それは「初代仮面ライダーのその後を描く」ということでしょう。
仮面ライダーベイル/主人公達の父親の設定からそれは明らかです。
瀕死のところを科学者に改造され仮面ライダーに。
仮面ライダーとなってからは自分と同じく生み出された悪魔を倒す日々。
これは明らかにショッカーの改造人間となった仮面ライダー1号、そして同じくショッカーの科学者によって生み出された怪人を殺すという同族殺しの罪に被せてありますよね。
ただ「仮面ライダーリバイス」では、これは主人公達の父親の物語です。
いわば「仮面ライダー1号が家族を持った世界」が、「仮面ライダーリバイス」の世界であり、初代「仮面ライダー」の精神的続編ということもできますね。
仮面ライダーは孤独な存在でした。
仮面ライダー1号には家族はいません。
しかし、もし異形の存在である彼を愛してくれる人がいて、子供が生まれたとしたら?
もし仮面ライダー1号に家族がいたら?
それこそが仮面ライダーリバイスの真のテーマなのではないか、と思います。
子供たちも仮面ライダーの因縁に巻き込まれていくのではないか。
仮面ライダーとなる運命なのではないか。
そして同族殺しの罪、その表象が悪魔なのではないか。
それは映画「仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ」で「仮面ライダー1号」の誕生を描き直し、親子というテーマを描いたこととも符合します。
仮面ライダー50周年記念作品である「仮面ライダーリバイス」は、仮面ライダー1号を今の時代に合うように描き直し、次の50年に向けて「新しい仮面ライダーのあり方」を提示しようとしているのではないか。
そんなことを考えました。
そう考えると、仮面ライダーリバイスめちゃくちゃ面白くなってきますし、気合入ってるのがわかります。
この勢いのまま、最後まで突っ走ってほしい!!!
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