こんにちは!
今回は菊原 智明著 あんな「お客(クソヤロー)」も神様なんすか?~「クレーマーに潰される!」と思った時に読む本~ の感想です。
あらすじ↓
嗚呼、今日も憂鬱だ……。「メールで態度が豹変」「すぐ怒鳴る」「お金に細かすぎ」トンデモない「お客」からのクレームに悩んでいませんか? 元ダメダメ営業マンの著者が体験したクレーマーとの日々。しかし、そこには仕事で成功するためのすべてがあった――。うるさい「お客」の怒りを鎮め、次の仕事に繋がるちょっとしたテクニックを、『人は上司になるとバカになる』で人気を博した営業コンサルタントが紹介する。
面白かったですねえ。
本章は三章構成なんですが、第一章がめちゃくちゃ面白いし、笑えます。
作者曰く「クレーマー傑作選」な第一章では、著者が今までに受けた理不尽で頭のおかしい客からのクレームの経験談が語られます。
これが笑えるんです!
まあ本人からしたら本当に辛くてキツい時間だったんだろう、とは思います。
ですが、人の不幸は蜜の味、という残酷な言葉があるように人が苦しんでいる話というのは他人からしたら面白いんですよねえ。
そんな辛い時間を経てダメ営業マンからトップエリート営業マンに転身した筆者。
彼がそうなったきっかけとなる発想の転換が良いんです。
それは「クレームとは最良のコンサルティング」である、ということ。
これは「確かにな!」と思いましたね。
言葉はきついかもしれませんが、クレームが来るのには基本的に何かこちらにも落ち度があるわけで。
それは接客業であれば今まで何も言ってこなかったお客も実は感じていた自分の弱点・よくないところなわけですよね。
なのでせっかくクレームを受けたなら、それをプラスにしてやろうじゃないか!という心構えは素晴らしいなあ、と。
どうせならつらい時間を、ただメンタルをする減らす時間ではなく、自分を改善する時間にしたいですよね。
まあ世の中にはマジで理不尽なクレームもいっぱいあるんですけどね(笑)
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