脳内プラスチック化計劃 BYリモコン下駄夫

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映画「ヘルタースケルター」の沢尻エリカがはまり役すぎる

こんにちは!

 

今回は映画「ヘルタースケルター」のお話です。

ヘルタースケルター

ヘルタースケルター

 

 

この映画の主演・沢尻エリカが本当にハマリ役なんです。

完璧な美貌を持っていて、傲慢で、上昇志向を持ち、過剰で、刹那的で、そしてどこまでいっても「女」。

 

この映画の中で彼女が演じるりりこという役は、映画が始まった時点では世間に持ち上げられ、本人も盛大に調子に乗っているわけですが、次の美人で若い新たなるアイコンが見つかると、すぐに世間に忘れられ、事務所からも見捨てられ、全身整形は崩壊し、薬で頭がおかしくなり、追いつめられて最後は記者会見で目にナイフをぶっさす。

リセット?囚われの全身整形? Case.1 鏡よ鏡 前編 (少女宣言)

リセット?囚われの全身整形? Case.1 鏡よ鏡 前編 (少女宣言)

 

 この経歴だけを見れば、相当ひどい状況に追い込まれているわけですが、そこは監督・蜷川実花&主演・沢尻エリカ

どこまでも「自由にカッコよく生きる女子礼賛」な本作では、彼女はどんなどん底に追いつめられても、上品さを失わないというか、目はまったく死んでない。

 

むしろ「こっから逆転したるわい!」という強い気迫すら感じる、このしぶとさが本当にカッコイイ。

そしてその「私は私の好きに生きるけど何か文句でも?」精神をナチュラルに体現できるのが沢尻エリカ

4MEEE Magazine Vol.2 (フォーミーマガジン)

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 本当に彼女にピッタリの、まさにハマリ役だったと思います。

あと窪塚洋介のヤリチン男役も(笑)

 

ここからは余談ですが、この映画「ヘルタースケルター」で不思議だった役・二人。

・一人目・寺島しのぶ

rimokongetao.hatenablog.com

 沢尻エリカのマネージャーの地味なおばさん役の彼女。

彼女がよくわからない。

 

沢尻エリカの(ナチュラル感あふれる)わがままっぷりに従うのは仕事だからわかるとしても、ま〇こを舐めさせられたり、彼氏を目の前で寝取られたりしてるのに、なぜそれでも従順に彼女に従うのか?

レズで沢尻エリカが好きだった?

 じゃあなぜ彼氏がいたの?

 

怖かったから?

でも逃げ出すチャンスはいっぱいあったしなあ。

 

ラストシーンから判断するに、彼女に人間として魅力を感じてたってこと?

 

二人目・大森南朋

捨てがたき人々 [DVD]

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彼が演じる検事・やたら痛々しい、ポエミーなことばっかり言ってたけど、何者?

吟遊詩人か何か?(笑)

 

 

 

rimokongetao.hatenablog.com

 

お父さんの子供を産みました 雨宮処凛著「一億総貧困時代」 感想

こんにちは!

 

今回は雨宮処凛著「一億総貧困時代」の感想です。

一億総貧困時代

一億総貧困時代

 

 

この本は、貧困を軸として虐待(タイトルの言葉は父親から性的虐待をうけていた女性の言葉)、介護地獄、原発奨学金、風俗などについて書かれた本です。

 

この本を読むと、普通に生きている自分には想像できないような、貧しく、過酷で、邪悪な出来事がこの国のどこかで展開されていることがわかります。

 

特に身近で恐ろしいなあとおもったのは「アリさんマークの引越社」のブラック企業ぶり。

ブラック職場があなたを殺す

ブラック職場があなたを殺す

 

 

事あるごとに給料から様々な名目で天引きされ、社員に無茶な要求をつきつけ、搾取しようとするその姿勢にはゾッとしましたね。

 

そして労働基準法にのっとり正当な訴えをした社員に対するイジメ、報復、そしてシュレッダー係への配置転換という見せしめ。

 

ブラック企業としてネットの世界では有名だったらしいですが、自分は知らなかったんですよねえ。

ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪 (文春新書)

ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪 (文春新書)

 

 

これからもし引っ越しすることがあっても、この会社だけは選ばないようにしようと思いましたね(笑) 

 

僕はまだもうちょっと童貞でいたいんだ 舞城王太郎作「イキルキス」 感想

こんにちは!

 

今回は舞城王太郎作「イキルキス」の感想です。

イキルキス (講談社文庫)

イキルキス (講談社文庫)

 

 

これはセックスに揺れる男子(童貞)のお話ですね。

殺人事件とか色んな事が起きますが、結局はそこに集約されるお話だと思います。

 

それを象徴するのがこの部分。

少し引用します。

 僕はまだもうちょっと童貞でいたいんだ。

(中略)

でも本当の本当は、単純に、僕は自分が童貞であることに価値を感じたのだ。

こういう風に言葉にするといよいよバカっぽいけれども、知識とか経験とかって本当にあればあるほどいいものなのかよ?と思ったのだ。

(中略)

そんなになんでもかんでも知りたくないのだ。

怖いんでも面倒くさいでもなんでもなくて、ただ嫌なのだ。

知識とか経験とかって絶対的な善、良きこと、プラスなのかよ?って思うし、それに、何かを自分で獲得しに行って、勝ち得た何かを自分のものにして、それで自分が大きくなったり成長した気分になるなんて何というか・・・節度がない。

 

舞城王太郎 「イキルキス」 講談社 2016

月夜のグルメ1

月夜のグルメ1

 

 

 本当はまだ続くのですが、とりあえずこの辺で(笑)

 

童貞を卒業するかどうかで揺れ動く、めんどくさい男心をうまく表現しているのではないでしょうか?

 

それとも、そんなことないですか?(笑)

ゴスロリ深田恭子がとにかく可愛い 映画「下妻物語」

こんにちは!

 

今回は映画「下妻物語」の感想です。

下妻物語【Blu-ray】

下妻物語【Blu-ray】

 

 監督・脚本  中島哲也 

 

あらすじはこんな感じ↓

茨城県下妻市に住む竜ヶ崎桃子は、ロリータ・ファッションをこよなく愛する孤高の高校生である。

もう一人の主人公・白百合イチゴは、レディース暴走族)の一員であり、桃子の父親の作ったベルサーチの偽物を買いに来たことをきっかけに、桃子の家に出入りするようになる。

イチゴは、世話になった暴走族の総長・亜樹美の引退の際、代官山にいるらしい有名な伝説の刺繍家に「亜樹美さんありがとう」と書かれた特攻服を着て送り出したいと思い、資金を稼ぐために桃子を引き連れパチンコ屋に繰り出す。

桃子は初めてのパチンコであったが、偶然連チャンし、易々と自分の服代とイチゴの刺繍のための資金を稼ぎ出す。イチゴは代官山に詳しい桃子を伴い伝説の刺繍家を探しに行くが、その刺繍家を見つけることはできず、イチゴは深く落ち込む。

見かねた桃子は自分が刺繍を請け負うと約束。不眠不休で刺繍をし、見事な刺繍入りの特攻服が仕上がった。

その出来栄えの素晴らしさにイチゴは感動を覚え、感謝を伝えた。

その言葉を聞いて桃子は今までに感じたことのない不思議な感覚を覚え、これをきっかけに、二人の間に友情が芽生え始める。

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8B%E5%A6%BB%E7%89%A9%E8%AA%9E#%E6%98%A0%E7%94%BB 2019/1014閲覧

 

下妻というところが本当にあるのか、あったとして本当にこういう田舎なのかはわかりませんが、この映画で描かれる「田舎観」はすごくリアル。

 

例えば冒頭で、服だろうが食べ物だろうがなんでもかんでもとりあえず「ジャスコ(イオンでも可)。

田舎の人々はみんなやさしいけど、中途半端になまってて面白みがない。

日本の田舎は宝の山 (日経ビジネス人文庫)

日本の田舎は宝の山 (日経ビジネス人文庫)

 

 

自分自身も中途半端な田舎出身なのでこの感覚、すごくよくわかります。

高校生の主人公二人(深田恭子土屋アンナ)はそれが我慢ならず、片やロリータ、片や暴走族として生きている。

 

ある程度学力のある子なら、頑張って勉強して大学進学して脱出すればいいわけですが、暴走族やロリータで勉強なんてまったくしてない二人には、そんな選択肢は、ない。

 だからこそ今この瞬間を輝かせるために「田舎の普通」から外れて生きている。

そんな二人が仲良くなるのは必然だったわけですし、彼女たちを否定しないこの映画のスタンスは心地よい。

 

そういう田舎の女子論としてこの映画はすごく面白かったし、中島監督の色彩感覚豊かなパキッとした画面も、そういうアウトロー(?)な女子の心象とマッチしててよい。

 

現状に不満を持っている田舎在住の女子に是非進めたい一本です!!!

一筆書き系ぶんがく 作品NO.44 ボリウッド推し彼女

こんにちは!

 

今回はボリウッドのお話です。

Bollywood India Grooves

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  • アーティスト: ヴァリアス・アーティスト
  • 出版社/メーカー: Lynne Publishing
  • 発売日: 2014/05/19
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あらすじはこんな感じ↓

 アメリカの映画のメッカはハリウッド。

インドの映画のメッカはボリウッド

覚えて帰って下さい。

 

近年はインド映画も普通に見れるようになってきましたね。

最近だと「バーフバリ」のヒットが記憶に新しいです。

バーフバリ2 王の凱旋 [Blu-ray]

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冒頭の文はこんな感じ↓

 「君子、俺は将来ビッグになってやるぜ!」

「た、たとえば・・・?」

「たとえば・・・俺は日本だけじゃなく、世界をまたにかける俳優になるぜ!」

「せ、世界を・・・?」

「そうだ!世界だ!そして君子!幸せにしてやるからな」

「ありがとう。で、それは・・・インドとか・・・?」

「イン・・・インドじゃないよ!ハリウッドだよ!」

「ハリウッド?あのアメリカの?」

「おう!」

「やめときなよ・・・。ボリウッドにしときなよ・・・」

「ボリ・・・?」

「知らないの?ボリウッド

「知らないよ、そんなパチもんみたいな名前!」

 続きが気になる方はこちらへ↓

 https://ncode.syosetu.com/n8934fu/

はてなブログからの流入度が20%を切ったお話 ブログ流入度シーソー理論?

こんにちは!

 

ブログを運営している皆さん!検索流入度はどれくらいですか?

 

このブログは70%近くが検索流入google、ヤフー等)からのお客様(?)です。

ありがとうございます!

 

と喜んでいました、いつもは。

このブログでは常々「検索流入度を上げたい!」と言っていました。

それは

①検索から入ってもらった記事を読んでいただく

②もう2.3個記事を読んでいただく

③気に入っていただいてブックマークして継続して読んでもらえるようになる!

というのを、一番理想的なブログの読まれ方だと思っているから。

 

 

で、そのためにはまず検索から入って記事を読んでいただく、というこの1番最初の工程を増やすことが必要だと思っているからです。

 

だから70%近くが検索流入から来ているというのはありがだい話ではあるんです、本当に。

 

でも、考えて下さい。

70%が検索から来ているということは、逆に言えばこのはてなブログ内部から来ていただいている人はそんなにいない、ということではないでしょうか?

 

事実、このブログのはてなブログからの流入度は現状、20%を切っています

 

リアルな話をします。

昨日のアクセス数は約570

ということははてなブログ経由のアクセス数は570×0.19で、約100

 

別に愚痴を言いたいわけではないんです。

ただ、検索流入度を上げるということは、はてなブログからの流入度は下がる、ということなんです。

 

もちろん総アクセス数が伸びているなら特に問題はないことです、あくまでも相対的な話ですから。

ただ、事実としてどちらかが上がれば、(数字上は)どちらかが下がる。

そしてブロガー達はそれに一喜一憂する。

 

自分はこれを、ブログ流入度シーソー理論と名付けました。

シーソーモンスター (単行本)

シーソーモンスター (単行本)

 

 どうぞ覚えて帰ってください(笑)

映画が立体として浮かびあがってくる名著 町山浩治著「映画の見方がわかる本」 感想

こんにちは!

 

今回は町山浩治著「映画の見方がわかる本」の感想です。

 

映画のついて書かれた本で、ここまで興味深く、スリリングで、そして何より映画が見たくなる本は、本当に久々にかもしれない。

ここで紹介されている映画は「時計仕掛けのオレンジ」「2001年宇宙の旅」「タクシードライバー」「ロッキー」などの超有名作品ばかり。

 

 マイナー作品は一本もなく映画ファンを名乗るなら見ておかなければいけない作品というか「え?フレンチコネクション見てないの?あ、へー・・・。じゃああれですか?あなたのフェイバリット映画は君の名はですか?」みたいな感じで(笑)、この本で紹介されている映画を見てないと言おうもんなら「なんだにわか(ミーハー)映画ファンか」とバカにされてしまうような、ど定番ラインアップ。

(決して「君の名は」をバカにしているわけではありませんよ)

 

だからこそ語り尽くされている作品ともいえるわけですが、この本ではその名作たちの舞台裏・制作秘話、そして当時のアメリカ情勢・映画会社の状況を読み解きながら、その作品に込められたメッセージやなぜその映画が受け入れられたのか、がわかりやすく書かれている。

 

 

これが本当に「へー!そうだったのか!」と思わされるものばかりで。

例えば「猿の惑星」シリーズというのは白人と黒人の人種間戦争が背景にあるとか、「時計仕掛けのオレンジ」が犯罪者と自由意思の話だった、とかね。

 

特に「そんな話だったの!?」とびっくりしたのが「2001年宇宙の旅」ですね。

これ見たことあるかたならわかると思うんですが、まあさっぱりわからない(笑)

何が何だか意味不明で、「これが世界的名作と言われてなかったら絶対途中で見るのやめてるよ・・・」と何度思ったことか(笑)

しかしこの本を見ると、監督がやりたかったこと、わかりにくくなってしまった理由、そしてそもそもどういうストーリーだったのか(ストーリーすらよくわかんないんですこの映画)がよくわかります。

 

さらに続編があることもわかりました(笑)

2010年 [Blu-ray]

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この本が素晴らしいのは(カッコイイ言い方をすると)「平面的だった映画が、立体として浮かび上がってくる感覚」を味わえるからなんです。

 

名作と呼ばれる作品を見ることは後年の僕たちにはできます。

しかしその映画がつくられ、公開され、観客に受け入れられたその時代の空気を体験することはできません。

 でもこの本を読むことでその時代の空気を追体験することはできます。

そうすることで、その映画の持っていた本当の面白さを知ることができるのです。

 

お勧めです!!!!!