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千葉一郎著「ちばあきおを覚えていますか 昭和と漫画と千葉家の物語」 感想

こんにちは!

 

今回は千葉一郎著「ちばあきおを覚えていますか 昭和と漫画と千葉家の物語」の感想です。

 

 

キャプテン。

 

 

 

プレイボール。

 

チャンプ。

 

これらの優れた漫画を残してこの世を去った漫画家・ちばあきお

本書はその足跡を兄であるちばてつやをはじめとした親族、妻、元アシスタントなどの語りを通して描き出すものです。

 

個人的にびっくりしたのは、漫画原作者武論尊やえぐち寿史などとちばあきおが仲が良かった、ということ。

なんかこう、畑が違うというかジャンルが違うと思っていたので、交流あったんだ!という。

 

 

またこれも知らなかったんですが、ちばあきおアルコール依存症で、最後は自殺だった、と。

これはさすがに著者である息子としては語りづらいのかさらっと描かれていますが、まあ週刊連載はプレッシャーが凄そうですもんね。

特にジャンプだと。

 

でもプレッシャーがあるからこそ、良いものが生まれるという側面もあるわけで。

難しい。

 

 

 

ちなみに、この本を読むと、兄貴としてのちばてつやの側面も見えてそこも面白いです。

 

最後に。

ちばあきおの意志を継いで、今続編が展開中だそうです。

気になる方は是非↓

 


 

 


おしまい!