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ラストシーンの意味を考える! 映画「妖怪大戦争ガーディアンズ」感想

こんにちは!

 

今回は映画「妖怪大戦争 ガーディアンズ」の感想です。

 

 

世間ではひどいだのつまらないだのクソ映画だの言われていますが、そうですかねえ?

 

割と面白かったと思いますよ!

映画「妖怪大戦争」(2005)と共通しているキャスト、スタッフもいて、続編としても見ることができましたし、後述するようにそう思っていたからこその裏切りもありましたしね。

 

 

大魔神もちゃんと大魔神してましたし。

 

というかこの映画、フォーマット的には大魔神シリーズの構成の中に妖怪大戦争要素をぶち込んだ感じに思えましたね。

大魔神三部作は登場人物が耐えて耐えて、最後の最後に祈りが通じて魔神が復活!大暴れ!というのが基本の流れですからね。

 

 

 

大映大魔神シリーズと妖怪大戦争がコラボレーションするというのも大映バースって感じで面白いし、怪獣VS大魔神のバトルはかっこよかったですし。

最後の最後、人間と妖怪の歌で物語を締めくくるところなんかは、ドラマ「大魔神カノン」みたいでしたしね。

 

 

まあ、この歌のシークエンスと大魔神のバトルシークエンスを逆にして欲しかったところはありますが笑

 

そしてラスト!

ラストでは前作の主人公の成長した姿かと思われていた神木隆之介が、実は前作のラスボスの加藤だった!という荒俣宏ユニバース、帝都物語シリーズとの繋がりもありましたからね。

15年の時を経て復活し、今作の物語を裏で操っていたのも加藤だった、ということなんでしょうね。

 

 

なぜ神木隆之介の姿を借りていたのかは考察の余地がありますが、敵の姿をあえて借りるとい悪趣味な趣向なのか、加藤が復活して前作と今作の間に本物の神木隆之介を倒して乗り移った、ということなのか。

 

個人的には前者であってほしい、と思っていますがいかがでしょう。

 

おしまい!