特撮は大人の嗜みです。

特撮やアニメなどの子供向け作品は大人が見てこそ面白い!  総アクセス80万突破しました!

ME:I 石井蘭さんのデビューにかこつけてファントミの思い出話をする

こんにちは!

 

今回は石井蘭さんのお話です。

 

 

 

 

「ひみつ戦士ファントミラージュ」 ファントミダイヤ/セイラであり、元mirage2であり、元girls2であり、元おはガールでもあった石井蘭さんが公開オーディション番組を経て、ME:Iのメンバーとしてデビューされたそうで。

おめでとうございます!!!

 

とはいえ、私は最近はgirls2の活動も全く追えておらず、その公開オーディション番組も見れていないので、あくまで「昔ファントミを見てて結構ハマってた人」でしかありません。

が、石井蘭さんの新たなる門出にわりとびっくりしたので、それにかこつけて昔話や思ったことなどをつらつらと書きたいな、と。

 

 

 

 

まず、「ファントミってなんじゃい!」という話をすると、昔あったんです「ひみつ戦士ファントミラージュ」という女児向け実写特撮番組が。

これは「ガールズ戦士シリーズ」という、「アイドル戦士ミラクルちゅーんず」から「ビッ友戦士キラメキパワーズ」まで五年間続いたシリーズでして、ファントミはその三作目。

そしてシリーズを五年間リアタイしていた身でいうと、ファントミはシリーズの中でも初代と並びかなり人気のあった作品です。

 

 

 

↑のファントミラージュの戦士の一人として石井蘭さんがファントミダイヤ、セイラ(赤い人)を演じていたわけですね。

 

このガールズ戦士シリーズの特徴として、戦士を演じたキャストは作品放送中アイドルというかパフォーマーグループとして一年間活動する、というのがあります。

番組の主題歌を歌い、CDを売り、MVを制作し、週末には全国のショッピングモールを巡ってドサ回りをすることで人気と売り上げを作る、というビジネスモデルがシリーズ第一作「アイドル戦士ミラクルちゅーんず」発のグループ「miracle2」で確立され、以降「マジマジョピュアーズ」発の「magical2」、「ファントミラージュ」発の「mirage2」と続いていきました(最終作キラメキパワーズまで続きます)

 

 

 

特に週末のイオンモールドサ回りは番組のメイン視聴者である子供に対してダイレクトに効果があったらしく、シリーズを重ねるごとに人気は上がり、それが三年目ファントミラージュで最高潮に達した、というのが私見です。

通常1年間で終わるこのシリーズで唯一、1年以上放送され、劇場版も製作されていますからね。

(ちなみに、劇場版は主にイオンシネマで上映された。ことごとくショッピングモールと縁があるというかなんというか)

 

 

 

 

これは制作陣もこなれてきた、視聴者にガールズ戦士マナーが定着した、などシリーズを三年積み重ねた強みもあると思いますね。

あと、単純にファントミラージュ本編がめちゃくちゃ面白かった!

シリーズの中でも最もお笑い要素というかトンチキ要素が強く、バカバカしくて楽しいので石井蘭さんの活躍を見たい!という人は是非に! 

 

ちなみに、彼女は追加キャラなので最初からは出てきませんのでご注意を。

劇場版にはがっつり出ますので、手っ取り早くファントミを楽しみたい人は劇場版がおすすめです。

(何気に監督はあの三池崇史ですし)

 

 

そんなシリーズ中興の祖であったファントミですが、このファントミの放送中にコロナ禍に突入。

二年間かけて磨き上げ、ファントミでも展開予定だった地方ドサ回りというビジネスモデルはコロナによって水泡に帰し、以降シリーズは二年延命したものの、最後は放送時間が半分になり、リズスタという謎の作品に番組枠を乗っ取られるような形で終了。

 

(最後までよくわからなかった謎の番組、リズスタ)

 

もし、あのときコロナがなく、番組&音楽&地方ドサ回りの三面展開というビジネスモデルが続けられていればおそらく今も続いていたと思うんですよね、ガールズ戦士シリーズは。

 

ああ、コロナが憎い!!

ファントミの劇場版も、わりと序盤に見に行ったにも関わらず客はほぼいなかったですしね。

 

で、おそらく石井蘭さんの人生に影響を与えているのがこの、コロナのせいで地方ドサ回りができなかった、というショックなのではないかと思うのです。

先輩二組は学業、番組の撮影、地方周りというハードな一年を過ごしたわけですが、その一方で番組の人気を肌で感じ、目の前のお客さんに向けてパフォーマンスをすることでその反応をダイレクトに感じる機会がたくさんあった。

 

 

 

 

まさにドサ回りなわけですが、そうやってリアルな観客と一年間接することでパフォーマンスの質も、イベントをこなす能力も向上させることができた。

そして何より歓声や声援、熱量をダイレクトに感じることができ、それがやりがいやモチベーションにつながっていたはず。

 

しかし、ファントミ以降の世代はそのリアルな観客との触れ合いという機会を奪われてしまった。

しかも番組が終われば活動も終わってしまうわけで、不完全燃焼な気持ちは残るでしょう。

ファントミの代は途中でコロナ禍に突入したこともあり、今までできていたことが奪われた、という感覚も強いはずですしね。

 

と、だいぶ話が長くなりました。

実は全く触れませんでしたが、このmirage2と並行していたもう一つのプロジェクト、girls2の話もあるのですが、それはまたいつか!

 

 

 

 

つづく!