こんにちは!
ジオウ編の感想はまた別の記事で。
さて、今回は非常に怒りの困った内容となっているため、「えー、良かったじゃん!」と言う方は、ここで読むのをやめていただいて(笑)
よろしいでしょうか?
以下本文。
タイトルにもしたが、今回は「東映やらかしてくれたな・・・」と言う感想。
今回のお話では、ブレイドとカリスの長い長い因縁の戦いに決着が打たれる。
それはいい。
でも方法が問題だ。
なぜライドウォッチだ?
そんなに売りたいか?これを。
しかもなぜあんなに適当なのか?
ブレイドという作品の核であるバトルファイトを、なぜあんな適当に終わらせるのか?
モノリス(?)を、いくら新フォームとはいえあんなにあっさり倒していいのか?
二人のジョーカーの因縁が、ライドウォッチに力が込められて人間に戻るってなんだ?
そんな簡単なことで、15年近い因縁が終わりでいいのか?
そもそも、二人を再び出会わせたのが大間違い。
ブレイド最終回の剣崎の壮絶な覚悟をこんな中途半端なエピソードで踏みにじるとは。
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ふざけるな、と言いたい。
こんなついでみたいに扱っていい話じゃないと、なぜわからないのか?
「平ジェネ」シリーズで、やっと東映もレジェンドの扱い方がわかってきたか、と安心したが、それは裏切られたようだ。
この回を見ている中盤で抱いた「嫌な予感」は、残念ながら的中してしまった。
中途半端な後日談は、一番よくない。
ジオウという番組の特性上、これは別世界の話だから、とディケイド客演時の剣崎のひどい扱いのように、自分を納得させることもできない。
剣崎の中の人、椿さんの当時の息使いまで再現した熱演も無駄になった。
ライトニングソニックや緑の血、愚直に天音ちゃんを守り続ける始、世界の崩壊を招くため白ウォズがブレイド勢を召喚したという設定、そういった細かい部分はきちんとできている。
でも大元の話がダメならば、何の意味もない。
何度でも言う。
「仮面ライダージオウ」は、仮面ライダーブレイド最終回の完璧なラストを中途半端に捻じ曲げるという大愚行を犯した。
おそらく東映サイドはこのジオウで、「平成仮面ライダー」というものをしっかりと終わらせようとしている。
それはわかる。
でも、ファンが求めているのはこういうことではない。
別に無理に二人を和解させる必要はない。
二人は互いに覚悟を決めて、それぞれの道を歩んだ。
それは仮面ライダーブレイドという作品において、最良の選択だった。
そこを今、中途半端にいじるくらいなら、ニアミスで結局出会わない、という形にしてくれたほうがどれだけ良かったか。
小説版のような場合ならまだしも。
とはいえ、まだ完全に絶望してはいない。
この不満も製作陣の計算のうちだ、と思いたい。
信じたい。
「平成ジェネレーションズFOREVER」という神作品を作り上げた製作陣を。
この大蛇足をなかったことにする、終盤の大どんでん返しが起こることを期待する。
いや、むしろそうしなければならない。
じゃないと、我々ファンはまた、東映に絶望しないといけなくなる。
頼むぞ、白倉P。