こんにちは!
今回は、「原田眞人の監督術」の感想です。
この本には彼の映画の作り方・キャストへの接し方・プロデューサーとの仕事の仕方・脚本の書き方などなどが包み隠さず書かれていました。
非常にタメになったし、納得するところも多かったです。
さて、今や日本を代表するヒットメーカーとなった原田眞人。
監督作品の一部↓
自分も彼の作品はできるだけ見るようにしています。
しかし、彼の作品や発言は賛否両論で、好き嫌いが非常に別れる監督でもあります。
それは映画雑誌でも顕著で、「キネマ旬報」では作品が公開される時期が近づくと大々的に特集が組まれたりします。
その一方、「映画秘宝」では基本的に無視されています。
同じ時期に出た両方の雑誌の表紙を比較してみて下さい。
違いがわかるでしょう(笑)
映画雑誌を読まない方のために、非常にざっくりと説明すると、「キネマ旬報」というのは映画が好きな人のための雑誌、「映画秘宝」は映画オタクのために雑誌、という感じでしょうか。
で、この映画秘宝というのは、過去の因縁もあって「キネマ旬報」的なものに対して嫌悪感があるんですね。
で、この本を読むと、原田眞人さんからすごくそういう「キネマ旬報」的なものを感じてしまうんですよね。
悪い言い方をすると、お高くとまっているというか、自信満々というか(笑)
「生活の拠点にしているLA」とかサラッと言われると、ちょっと引っかかるというか(笑)
「ん?」みたいな(笑)
なんですかね、ナチュラルに自慢してくる感じというか。
おばさん自慢地獄?私いくつに見えますぅ?? (ストーリーな女たち)
- 作者: 伊東爾子,小野拓実,まるいぴよこ,桐野さおり,庭りか,上野すばる
- 出版社/メーカー: ぶんか社
- 発売日: 2018/12/21
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こういうところが映画秘宝読者に嫌われるんだろうなあ、と(笑)
鼻につくってやつですね。
まあ自分はどっちも読んでますし、そこまで気になりませんでしたけどね(笑)