こんにちは!
今回は映画「さくらん」の感想です。
監督 蜷川実花 脚本 タナダユキ 出演者 土屋アンナ 椎名桔平 成宮寛貴
監督・蜷川実花、主演・土屋アンナ、音楽・椎名林檎という「男に媚びないカッコイイ女性」が結集して作られた花魁映画。
なんというか本当に全編に「男に媚びない!!!」というか、「女性の自立と仕事!」みたいなこう「きばってます!!!」オーラが充満してましたね。
いや、面白かったですけどね。
でもまあ良くも悪くも女性向け映画というか。
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ここからはひどく下品なこといいますね(笑)
あのね、男性観客の目から見るとね「土屋アンナが大人気売春婦になる」というのが、そもそもどうも納得できない。
そりゃ、花魁でありながら客や経営者と対等に渡り合う土屋アンナはカッコイイですよ。
この映画の中では終始カッコイイ。
でもね、自分の金でそんなめんどくさい女抱きたいかねえ???
そもそもね、これはわざとだと思いますが、この映画の中の土屋アンナに女性としての魅力を感じない。
そりゃあ女性観客からしたら、カッコイイ女性の方が憧れますよね。
でもさあ、花魁になるってことは売春婦でトップ人気ってことでしょ?
だったら多少はエロく見えないといけないんじゃないの?
なんかこの映画って「エロい」という視点をあえて排除しているように見えるんですよね。
タイトルにもした映画史上に残る乳首大写しシーンしかり、お風呂のシーンしかり。
例えな乳首のシーンでは、「ブツブツしてて気持ち悪っ!」てなりましたし、そういう「女性をエロい存在として見るな!」というメッセージ(思い込み?)がすこし居心地悪いというか。
なーんか難しい映画でした。
面白かったですけどね(笑)