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AV監督が中高生に向けて「性」を語る バクシーシ山下著「増補 人はみな、ハダカになる。」 感想

こんにちは!

 

今回はバクシーシ山下著「増補 人はみな、ハダカになる。」の感想です。

増補 ひとはみな、ハダカになる。 (よりみちパン! セ)

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まずはこの本の著者・バクシーシ山下氏についてご存知ない方も多いと思うので、彼についてウィキペディアから引用しますね。

 バクシーシ 山下(バクシーシ やました、1967年1月27日 - )は、日本のAV監督、文筆家。本名は山下浩司(やました こうじ)。岡山県邑久郡(現:瀬戸内市)出身。「バクシーシ」とはヒンディー語で「おめぐみを」の意。

 

大学生の頃、テレクラのティッシュ配りをしていた際に路上で知り合ったスカウトマンの勧誘を受け、AV男優のアルバイトを始める。

その後、カンパニー松尾の誘いで、V&Rプランニングに入社し、安達かおるの下で助監督を務める。

 

1990年、衝撃的レイプ作品「女犯」でデビュー。

「女犯2」では、実際に強姦しているとしか見えなかったため、フェミニズム団体から抗議を受ける等で物議を醸すこととなった。

その一方で社会諷刺を題材としたAV作品を手掛るなど、「社会派AV監督」の異名を持つ。

1996年8月、V&Rプランニング退社後はフリーで活躍、ハマジムナチュラルハイなどで作品作りをしている。

代表作には「女犯」シリーズ、「ボディコン労働者階級」、「激犯」など

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%B7%E5%B1%B1%E4%B8%8B 2019/9/23閲覧

 

なにやらおどろおどろしい言葉が並んでいますが(笑)、注目していただきたいのは「社会派AV監督」の異名を持つ、という部分。

私も女優にしてください (¥800本 14)

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 自分は彼の作品は見たことありませんが、彼の作品はいわゆる評論家の方達から映像作品として高く評価されています。

 

その彼が中高生に向けて「セックス」について書く。

するとどうなるか?

 

実はこれが案外普通なんです(笑)

彼の語る「セックス」論みたいなものは全然アブノーマルじゃないし、「あー、案外普通の人なんだなあ」と。

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しかも自分の職業=AV監督について、子供にはテレて直接は言えない、この本を読んで知ってほしい、子供に自分の職業をどうとらえてもらえればいいのか迷ってる、などの発言からは「ごくごく普通のお父さん」を感じますし(笑)

 

でもだからこそ、意外と平凡なところに落ち着いたというか、ちょっと物足りなかったかな?という印象も。

 

AV女優の給料は、身体を売った対価ではなく、世間にバレた時の「恥」の対価だ、と彼女たちはとらえている、という部分は面白かったですけどね。

副業AV女優

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 もはや「体を売ること」自体には特に罪の意識はなくなっている、らしい彼によると。

 

まあ売春をどう捉えるかはすごく難しい問題なのでなんとも言えませんがねえ・・・。