こんにちは!
今回は映画「宇宙戦争」の感想です。
監督 スティーヴン・スピルバーグ 脚本 ジョシュ・フリードマン デヴィッド・コープ
あらすじはこんな感じ↓
貨物港でクレーンのオペレーターを勤めるレイ・フェリエは離婚して、ベイヨンで一人暮らし。離婚した妻がボストンの実家を訪ねる間、妻に引き取られた子供たちであるロビーとレイチェルを預かったのだが、彼らと良好な関係を築けずにいた。
ある日の朝方、レイは奇妙な稲妻が数十回も町の同じ場所に落ちる光景を目にする。同時に町中の電気が供給されなくなり、家電や自動車の電池もほとんど機能しなくなった。町が不気味な雲に覆われる下、レイが多くの野次馬たちとともに落雷した場所を見にいくと、地割れ、地響きと共に地中から巨大な三脚歩行機械「トライポッド」が出現。光線兵器で次々に人々を殺害し、町を破壊してゆく。
なんとか逃げ延びたレイは、盗んだ車でレイチェルとロビーと共に町を出た。しかし、すでにトライポッドは世界各地に出現し、侵略を開始。人類は抵抗するもなすすべなく撃破されていき、逃げ場はなくなっていた。レイたちが乗っていた車は群集に奪われた。レイたちはハドソン川を渡るフェリー船に乗ることができたが、船は水中から襲って来たトライポッドに転覆させられてしまう。辛くも対岸に泳ぎ着いた三人は、トライポッドがいまや人間を殺すのではなく捕え始めた光景を目にする。
人類の兵器や軍隊は「侵略者」に手も足も出ず、 海兵隊と一緒に戦おうとしたロビーも、侵略者が放った火炎攻撃の中で行方不明となる。レイとレイチェルは空き家の地下室に逃げ込み、先に避難していた救急車の運転士と一緒になる。三人は、トライポッドから降り、地下室に入ってきて様子をうかがう侵略者達の姿を目撃する。侵略者が持ち込んだ赤い植物が、広がり始めた。外に出られない状況下で運転士は次第に錯乱して大声を出し始めたため、我が子の身の危険を感じたレイはやむを得ず彼を殺す羽目に陥る。屋外の様子をうかがったレイは、トライポッドが捕らえた人間の血液を吸い取り、赤い植物にまく光景を目撃する。
その後疲労のため眠り込んだ二人は侵略者たちに見付かり、レイチェルが捕まってしまう。人類に対して無敵に思われたトライポッドであったが、レイチェルを追って捕獲されたレイが、偶然入手した手榴弾数発を機内に入れると、その爆発で撃破されることもあった。レイチェルは、それまで軽蔑の対象でしかなかった父親に対して目を見張る。
やがて活動を停止するトライポッドが発生し始めた。ボストンにたどり着いたレイは、赤い植物が枯れ、まだ動いているトライポッドがシールドを張れなくなっていることに気付く。そのことを指摘された軍隊が対戦車ロケットや無反動砲で攻撃を仕掛けると、直撃を受けたトライポッドは簡単に撃破されていく。転倒したトライポッドの搭乗口の扉が開くと、無傷だが弱り切った宇宙人が出てきて、人々の目の前で息絶えた。彼らは地球に一般に存在するバクテリアに耐性がなく、感染して死に至ったのであった。
そしてレイとレイチェルは、元妻と彼女の夫、彼女の両親、そして生還していたロビーとの再会を果たした。
最初は良かったんですよ、最初は。
謎の生物が侵略してきて、この世界が本当に終わるんじゃないか?という終末観、秩序が崩壊していく社会、圧倒的な映像で示される破壊と死。
ここはめちゃくちゃワクワクしましたね、正直。
しかし、息子が軍隊に志願して死亡して以降、物語はどんどんしょぼくなっていく。
父と娘のドラマに収斂していくのはいいんですが、それに合わせて物語のスケールまで小さくなっていくのはいかがなもんでしょうねえ(笑)
宇宙戦争やってるのは最初だけで、あとは極限状態の父と娘の再生の物語なんですが、そういうテーマにしては中途半端。
あと、この映画でトムクルーズの娘を演じた、ダコタ・ファニングちゃん、金切り声がすごすぎるよ。
どんだけ声裏返るんだよ、天才か(笑)
彼女の裏返る金切り声で終末感3割増しですね(笑)