こんにちは!
今回は鈴木光司作「バースデイ」の感想です。
本作はリングシリーズの4作目で、短編が三本収録された外伝作品です。
空に浮かぶ棺
「リング」内で描かれた怨念とかした貞子の現世への誕生を描くお話。
微妙。
人間だったころの貞子が怨念とかした課程の物語。
ある意味貞子の誕生の物語であり、映画化もされました。
普通に面白いです。
ハッピー・バースデイ
「ループ」の続編で、リングシリーズ真の完結編。
リングシリーズ【4冊 合本版】 『リング』?『バースデイ』 (角川ホラー文庫)
- 作者: 鈴木光司
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2016/05/25
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
この物語の中で、現実世界では馨の子が誕生し、ループ世界では貞子ウイルスが対峙され、世界は平穏に戻る。
そして高山竜司(=馨)は死ぬ。
とまあこんな感じで三つの誕生の物語が描かれます。
もはやすっかりホラーではないですが(笑)、シリーズのたたみ方という点ではけっこううまいなあ、と。
まあまだ続くんですけどね(笑)