こんにちは!
今回は「カイジ ワンポーカー編」の感想です。
物語が進まない回多数(思考を巡らせているだけ)、総集編数回を挟み、全16巻かけて描かれたワンポーカー編。
最初から最後まで、ずーっと同じような絵面が延々続くよ全16巻。
まあそれはいいんですが、この結末がどーも納得できないんですよね。
今までのカイジの勝負理論から言えば「和也は死ぬべき」でしょう。
いや、カイジシリーズの今後の展開もあるでしょうから、改心しかけた和也が死ぬのはまずいとしても、骨の一本はおらないと、痛みを感じないとダメでしょう。
だって彼は文字通り命を懸けた勝負をし、そして負けたんだから。
そこを安っぽいヒューマニズムでなあなあにするのは、真剣勝負に対する冒とくだし、結局16巻かけてこれかよ、と失望してしまう。
真剣勝負に和也は負けた。
その結果を捻じ曲げてはいけない。
それは野暮というものです。
初期の頃、カイジは勝負に負けて指を切られた。
あの頃のヒリヒリするようなヤバさをもう一度味わわせてほしい。
あとこのワンポーカー編に関しては、ダラダラ話引き伸ばしすぎでしょう(笑)
いやそりゃさあ、舞台もほとんど動かないんだから書くのは楽でしょうよ。
でも16巻は長いって。
総集編の回と話し進まない回を短くまとめたら、12巻くらいで収まった気がするんだけどなあ・・・。