こんにちは!
今回は鈴木光司作「タイド」の感想です。
あらすじはこんな感じ↓
高山竜司、二見馨という二人の男の人生を生きた記憶を持つ、予備校講師の柏田誠二は疑問を抱えていた。おれは何のためにこの世界にいるのか…。謎の病に伏した少女を介し受け取った暗号に導かれ、伊豆大島に渡った柏田は、『リング』という本に記された竜司の行動を追うことで、山村貞子の怨念の起源を知る。自らの使命を自覚する柏田だったが、時を越え転生した貞子の呪いに身体を蝕まれ…。新「リング」シリーズ第2章!
もはや「恐怖」という要素はあくまでも味付け程度で、摩訶不思議なSF・貞子ワールドが展開する、小説版リングシリーズ。
この作品も「怖さ」を期待して担体で読んでもさっぱり理解できないこと請け合いで、物語自体は5作品目ながら、どの作品の続編というわけでもないのですが、世界観自体は一作目から連綿と作られた世界を継承。
とまあ世界観の話はこれくらいにして、内容の話をすると「何か起きたか?これ」という感じ。
一応ちっさい心霊現象は起きましたが、基本的にはなんだかストーリーが進んでるんだが進んでないんだかよくわからない。
というか、この本の中で起きていること自体がよくわからない。
読んでいる最中はなんとなく理解してるんですが、読み終わってみると「?」となる(笑)
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でも最後に一応貞子出てきますし、熱心なファンの方なら理解できるんでしょうね、おそらく(笑)
この小説版リングシリーズは本当に他の小説にはない独自路線を突っ走っているので、是非行くところまで行っていただきたい!(笑)