こんにちは!
今回は「ローカルラジオスター」の感想です。
そんなすごい人たちの集まりであるラジオパーソナリティの中でも、何度となく改編の荒波を越えた強者が存在する。
何年も続くというのは、つまりそれだけ多くのリスナーに深く支持されているということ。
そんな「ラジオスター」が各地に、まるで戦国大名のように点在している。
そして、そんなスターは他地域の人からすれば(大変失礼ながら)「誰」?という存在でもある。
魅力ある“パーソナリティ"であることはまず間違いないのにもかかわらず、存在さえも知られていないなんて、こんなにもったいない話はない。
「radikoプレミアム」が普及し誰でも容易に聞けるようになった今だとなおさらだ。
本書では「東京」「キー局」「全国ネット」とはまた違ったところで活躍されている8名のパーソナリティ/ディスクジョッキーにご登場いただいた。
いずれもその地域に根付いた「ラジオスター」たちである。
雑誌の小さな記事では伝わりきらない、ルーツ、素顔、人生観、仕事論、そして地方やラジオへの思いをインタビュー取材でたっぷりと語ってもらい、それをラジオのような「ひとり語り」で構成した。
それぞれの番組はもちろん、ラジオ自体が、これまでとはまた違った味わいで楽しむことができるようになれば、幸いである。
◆内容
●北海道地区
YASU
「カーナビラジオ 午後一番! 」(HBCラジオ)
●東北地区
ロジャー大葉
「ロジャー大葉のラジオな気分」(TBCラジオ)
●関東甲信越地区
高橋なんぐ
「高橋なんぐの金曜天国」(BSN新潟放送)
●東海地区
樹根
「満開ラジオ 樹根爛漫」(SBS静岡放送)
●近畿地区
ヒロ寺平
「HIRO T'S AMUSIC MORNING」(FM COCOLO)
●中国地区
おだしずえ
「おひるーな」(RCCラジオ)
●四国地区
杉作J太郎
「痛快! 杉作J太郎のどっきりナイト7」(南海放送)
●九州地区
中島浩二
「MORNING JAM」(FM福岡)
https://www.amazon.co.jp/ローカルラジオスター-ラジオ番組表編集部/dp/4866731281?SubscriptionId=0RYS4FKCB8D90Y669QR2&tag=hatena-22&linkCode=xm2&camp=2025&creative=165953&creativeASIN=4866731281 2020/1/7閲覧
YASU・ロジャー大葉・高橋なんぐ・樹根・ヒロ寺平・おだしずえ・杉作J太郎・中島浩二!!!
あなたの街のラジオパーソナリティーはいらっしゃいますか?
自分はローカルラジオはあまり聞かないのでよくわからりませんが、それぞれの地域のトップパーソナリティーの方々なんでしょう、おそらく。
ただ杉作J太郎さんはさすがに存じ上げています!
といってもラジオをやっているとは知りませんでしたが(笑)
個人的にはサブカルの人、もしくは映画秘宝でディープな連載をしている人、というイメージでした。
そんな彼がラジオについて語った素敵な言葉を最後にご紹介したいと思います。
「自分のラジオでは誰もさびしい気持ちにさせたくなかった。
メールやツイッターを送ってくれる人より、送ってこない人のことを考えたい」
良い言葉じゃないですか?
社会の端っこで生き続けてきた男の素晴らしい言葉だと思います。