こんにちは!
今回はドラマ「ノーコンキッド」の感想です。
あらすじはこんな感じ↓
1983年から2013年までの30年間を実在のゲームを織り交ぜながら、毎回ドラマのテーマとなる当時のエポックメイキングなゲームが登場し、ストーリーにリンクしていくという全く新しいドラマです。
☆「ゼビウス」「パックマン」「ドラゴンクエストII悪霊の神々」「スーパーマリオブラザーズ」「バーチャファイタ-2」など珠玉のゲームがドラマに登場!
【協力ゲーム各社】アイレムソフトウェアエンジニアリング、SNKプレイモア、NEC、エンターブレイン、カプコン、ケイブ、KONAMI、シーエー・モバイル、スクウェア・エニックス、セイブ開発、セガ、ソニー・コンピュータエンタテインメント、タイトー、任天堂、バンダイナムコゲームス、ミリオン(五十音順)
☆豪華キャスト&スタッフ陣が創りだす、日本が世界に誇る文化“ビデオゲーム"の歴史と同時に成長していく少年少女の物語!
【ストーリー】2013年。渡辺礼治(45)は、かつてゲームセンターを営んでいた実家を訪れ、親友の木戸や憧れの女性高野との出会いを思い出していた。
1983年、礼治の父親が実家で始めた「ゲームセンターわたなべ」には近所の子供たちはもちろん、仕事中のサラリーマンまで集まり大盛況。
同級生の木戸(15)も毎日通い、小遣いの大半を遣ってゲームの腕を競っていた。
そんな中ゲームにはあまり興味のない礼治だったが、見たことのない美少女・高野がゲームをしている凛々しい姿を見て遅ればせながらゲームに手を伸ばし、ひょんなことから、木戸とゲームで対決することとなる…。
1983年~2013年。
3人はゲームと出会い、楽しんで、人生のさまざまな壁にぶつかりながら、時には悩み、時には喜び成長していく。
惜しいドラマでした。
ドラマとゲーム史を掛け合わせる、しかも中核となるのがゲーセンのアーケードゲーム。
特にゼビウスは物語の最初から最後まで重要なファクターとして登場しますし、つまらなくはない。
そういう、ゲームへのリスペクトや愛はすごく感じられますし、ゼビウスやバーチャファイター、ストⅡなどが隆盛を極めていた時代を体験したことのない自分でも懐かしさを感じられる演出は流石だと思います。
だからこそ、惜しい。
もっとゲームを全面に出して良かったんじゃないでしょうかねえ。
それに、ここまで時代を網羅せずに、主人公が10代~20代くらいまでの10数年で良かったんじゃないかなあ。
主人公たちのドラマに引っ張られすぎて、ゲーム部分が少々薄かったかなあという印象が。
それに、主人公たちのドラマもここまでいらないと思う。
それこそ中学~大学のモラトリアムの時期に、一話ごとにピックアップするゲームを決め、その特色を前面的に押し出して各話のバラエティを出し、最後に主人公がちょこっとだけ成長する、そういうもっとこじんまりとした話で良かったと思うんですよねえ。
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そういう意味で、惜しい作品でした。
もっと面白くなりうる題材だったと思います。